| ●自分の小さな「箱」から脱出する方法 アービンジャー インスティチュート (著), 金森 重樹 (監修)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『人間関係のパターン?』
はまりこんでしまうとどうなるんだろう ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『気づいていない』 『自己欺瞞』
『目の前の相手』 『自己正当化』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★ 『自分の関係を改善するには?』 よりよくやっていきたいと思っているのに困っているなら ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『思いこんでいた現実』 ▼『自分への裏切り』 ▼『箱の外に出るとは?』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『思いこんでいた現実』 「真実と事実は異なる」という言葉を聞いたことがありますか?
事実は一つしかなくても、真実は人の数だけ 存在する。
人は何が正しいことなのか?というのは人によって 違っているわけです。
この「思いこんでいた現実」に対して 外部から「それは違うでしょう!」と批判が出たら どうなりますか?
「え、本当にそうなのかな?」と考えるよりも まず先に、「防御」に入ってしまうのではないでしょうか?
そう、「自分が正しいのだから、相手の意見は間違っている!」 という形にて。 で、相手を非難したり、反撃したりしちゃうのですね。
でも・・・実は自分の信じていたものがおかしい可能性って ありませんかね?
本著では「自己欺瞞の世界」という言葉が使われています。 その世界に「囚われてしまっている」場合、 反していることを受け入れることはできなくなりますよね。
今度は逆の立場から考えてみると こちらから、意見をする場合に相手のことを どう考えていますか?
人として、ちゃんと大切にしたいから意見すると思っているのか 「やっかいもの」「脅威」ととらえて 相手に対して意見をしているのか?で 受け取り方が全然違ってくるはずなんです。
ここを間違ってしまうと、せっかく「正しい」ことを指摘して いるのに「方法が間違っている」ために相手に全然伝わらない という事が起こります。
出来る限り、注意をしていろいろと試行錯誤 していますが、相手に「何かを伝える」というのは とっても大変なことですね・・・。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼『自分への裏切り』 自分だけが思いこんでいる現実しかみえなくなる =箱に入っていると本著ではイメージ化しています。
では、どんなときに自分は箱に入るのか? ということを考えてみましょう。
あなたは他の人に対して「あの人のために何か○○をしてあげよう」と 思ったことはありませんか?
そこで、残念ながらそれをやらなかったら・・・。
あなたは罪悪感に囚われるかもしれません。 逆にその罪悪感を感じないために、どうするか?というと ・自分は被害者である ・相手は加害者である
という風に考えて「自分の行動を正当化しよう」 と考える=自分のだけの世界=小さな箱 に入ってしまうのです。
と、ここで考えてみてください。
相手のために「○○」してあげようと思ったとき 相手のことを「加害者のひどいやつだ」と思ったことは ありますか?
最初からそんなことを思っていたら、何か手助けをしてあげよう なんて思いませんよね。
そう、実は箱に入ったきっかけ=自分を正当化しようとしたきっかけは 「自分がやろうと思った行動をしなかったとき」
= 自分への裏切り が行われたとき
に他ならないのです。
その結果、自分を正当化するためにいろんな思考が行われてしまいます。
相手はその前後でなんにも変わってないのですけど 「目がゆがむ」のでしょうね。
とっても真実を付いているので、読んでいてくらくら きてしまいました・・・。
・・・・・・明日に続く
●自分の小さな「箱」から脱出する方法 アービンジャー インスティチュート (著), 金森 重樹 (監修) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4479791779/maruruchan-22/ref=nosim
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