| ●ドリルを売るには穴を売れ 佐藤 義典 (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『マーケティングを基礎から網羅したい』
一通しで理解することが大事 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『価値の不等号』 『業界の垣根はない』
『誰が買う?』 『一貫性』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★ 『なぜ一貫性が必要か?』 みえている部分から何が発せられるか? ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『何を売っているのか?』 ▼『差別化:3つの軸』 ▼『強い戦略は美しい:問題は一貫性』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『何を売っているのか?』 ビジネスをしようとするからには お客様に何かを提供して、その対価をいただくという形に 必ずなると思います。
提供物なしで対価だけいただくというのは もはやビジネスではないですからね。
そう考えると、何を提供する=何を売っているのでしょうか?
と言うことを考えてみてほしいんです。
当たり前のことですが、お客様に提供するものから 感じていただける価値とその対価との間には 「不等号」の関係が成り立ってないといけません。
つまり・・・ 感じる価値 > 対価 という関係です。
これが逆であるのは論外ですし 「=」の関係にあるのも、いけません。。。。
ということは、不等号を維持するために ・価値を高める努力 ・お客様の手間やエネルギーを省くための施策 ・価格を値下げする努力 などなどの様々のことを検討していく必要があるわけです。
その際に、お客様にとっての価値「ベネフィット」には 大きく分けると2つのものに分類されます。
それは「機能的」「情緒的」なベネフィット。
おおざっぱにわけると 機能的:基本的性能、物理的価値 であり 情緒的:顧客の感情を動かすもの です。
例えば、腕時計。機能的価値は時刻が正確にわかることが 一番大事です。
でも・・・たくさんのブランドもの時計や飾り立てた時計があるのは なんでなんでしょうか? それは、、機能的じゃないところに価値を置いているお客さんが いて彼らから見ると「情緒的な価値」を感じるからですよね?
その点をまず把握することがとっても大事です。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼『差別化:3つの軸』 他のお店との差をわかってもらうために 差別化しないといけない!
ということはよく言われますが、ではどんなことで 差別化してもいいのか?というと・・・・
やり方によってはお客さんが来なくなります(笑)
例えば、「うちは高級路線だ!」と言って値段だけ上げて 中身がついてこなくてもそれは「差別化」ですよね?
そう考えると、差別化するときにはかならず 「競合よりも高い価値を提供する」ことを念頭において 発想しなくてはいけません。
でも・・・基準がないと思いつかない! そんな風に思ったあなた。
ちゃんと基準は用意されています(笑)
それが3つの差別化軸。 「手軽軸」:手軽にすませたい!=早い・安い・便利 「商品軸」:よい商品・サービス=最新・最高 「密着軸」:顧客をよく知っている=いきつけ の3つです。
どれも、言われてみればなるほど〜と思えるものですが あなたのビジネスはどの軸を中心にとりくんでいますか?
そう、ここで「中心」と書いたのは 通常は差別化するための軸は3つのうちの1つになるからです。
例えば早い・安いと最高級はなかなか両立しませんよね?
でも・・・難しいのは差別化するための軸は1つだったとしても その他の軸でも平均以上の価値を提供しないといけないことです。
いくら最高級のレストランだからと言って、 テーブルについて注文してから、料理が運ばれてくるまで3時間も かかっていたらお客さんは怒っちゃいますよね・・・・(^^;;)
・・・・・・明日に続く
●ドリルを売るには穴を売れ 佐藤 義典 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4413036239/maruruchan-22/ref=nosim
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