| "●マーケティング戦争 全米No.1マーケターが教える、勝つための4つの戦術 アル・ライズ (著), ジャック・トラウト (著), 酒井 泰介 (翻訳)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『戦争とビジネスの関連とは』
よく同じ用語を使います。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『戦略の4象限』 『防衛の優位性』
『積極攻撃の原則』 『絞り込んだ前線』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★ 『歴史から学ぶべき事は?』 「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『クラウゼヴィッツの原則:防御の優位性』 ▼『戦略の4象限』 ▼『マーケティング司令官』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『クラウゼヴィッツの原則:防御の優位性』 ランチェスター戦略の法則でも いわれることですが、兵力差=リソースの差というのは その集団の戦闘力に決定的な影響を与えます。
ご存じの方も多いかもしれませんが クラウゼヴィッツというのは、プロイセン王国(現在のドイツ) の軍人で、「戦争論」という軍事理論で有名。
あのナポレオン最後の戦争のワーテルローの戦いに 従軍したことでも知られています。
そのクラウゼヴィッツの理論で、「兵力の原則」 「防衛の優位性」があります。
兵力の原則とは、その他が同一条件で戦った場合には 兵力が勝っている方が必ず勝つ。というもの。 ランチェスター戦略では、兵力の二乗差で生き残る側が 決定すると定義されていますね。
そして、注意したいのが「防衛の優位性」というもの。 戦争であれば城攻め。マーケティングであれば 既存顧客をライバルから奪おうとする側が攻撃側なのですが 一般的に、攻撃側は防御側に比べて3倍の兵力を 用意して同等の力と言われてます。
これはすでに築いている「城」の防御力というのは それほどまでに強いと言うこと。
実際の戦争ではその「城」が目に見えるものだからこそ 防御力のことを重視して、戦争が発生しましたが 現代のマーケティングでは、目に見えないものだから 無謀にも何にも考えずにつっかかっていく 企業の多いこと多いこと・・・。
歴史に学ぶことも大事だし それを自分のカテゴリに応用した場合に どうなるかはちゃんと頭を巡らさないと・・・
だいたいの場合痛い目を見ます(爆)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼『戦略の4象限』 戦うことになった場合 まず、最初に判断をしないと行けないのは 「どんな戦い方をするのか?」
ということではないでしょうか。
押しまくる戦い方、守りきる戦い方 どんな戦い方も、その方法自体には優劣はありません。
自分の立場、業界の状況などを見ながら 方法を決定しなくてはいけないのです。
その戦い方は大きく分けると4つ。 本著では戦略の4象限として定義していますが
・防衛戦 ・積極攻撃 ・側面攻撃 ・ゲリラ戦
です。
それぞれは、主に自分の企業の規模 (業界内での相対的なもの)で決定されています。
例えば防衛戦。 さきほども述べたように「防衛性の有利」を利用できる この戦略は、業界のトップ企業だけが とることができるもの。
「シェア=既存客」という「城」をもっているから 出来る戦略です。
では「防衛」だからひたすら受け身に徹するのか? というとそう言うわけではありません。
クラウゼヴィッツの発言に曰く 「防衛とは対応的なものだ。自分たちがどう考えるかにではなく 敵が何を考えるかに集中するものだからだ」
つまり敵の行動を待つのではなく、相手の考えを 読み取った上で、それに対して「仕掛けていく」のが 防衛戦の本質であるという定義ですね。
受け身で待ち続けることは 自らの選択肢がありませんから、精神的にとっても 疲労を感じます。
この疲労が積み重なると、トップであったとしても 思わぬところに足をすくわれてしまいますが、 逆に相手の行動を読んで、それを潰していくことができると・・・ 相手は手も足もでなくなりますからね。。。。
・・・・・・明日に続く
●マーケティング戦争 全米No.1マーケターが教える、勝つための4つの戦術 アル・ライズ (著), ジャック・トラウト (著), 酒井 泰介 (翻訳) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4798112429/maruruchan-22/ref=nosim
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