| ●パチンコ屋に学ぶ経済学 伊達直太(人生戦略会議) (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : ビジネスをやっていく際に提供するべきものは?
☆本から得た気づき : ▼『「見えざる手」が・・・』(昨日のご紹介) ▼『射幸心はすべての原動力』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『射幸心はすべての原動力』 前回のメルマガにも書いたように「なぜ5万円負けた客が 明日も来るのか?」ということを解決できると あなたが今もっている、もしくはこれからやろうとしている ビジネスは絶対にうまくいきます。
というのも・・・5万円という大金を負けて損したとしても あなたのビジネスが支持されるということに 他ならないからです。
しかし。。。。こう思ってしまうのは「思考の罠」に 陥っていることに読みながら気がつきました。
というのは・・最近の私のマジックキーワードでもある 「費用対効果」を考えてしまうと 5万円の投資をしてもらうと言うことは、それ以上の リターン、つまり5万円以上のものをお返ししないといけない という思いに縛られてしまうからです。
このとき、リターンとして持って帰ってもらう価値は 「お金」である必要は実はないのです。
当たり前といえば当たり前ですが、ビジネス系 特に、「道具」を提供して、より少ないエネルギーで ビジネスを拡大してもらうためのツールを提供したり 代行を行うことを考えていると、どうやればそれ以上の 効果を回収してもらえるか?ということばかりに頭がいって しまっていたようでした、、、、私の場合。
パチンコに5万円を投資して、負けてしまったお客さんが 持って帰ったものは・・・当然ながらお金ではありません。 もちろん時間も投資してしまっていますから時間も持って帰れません。
でも・・・「儲けたい!」というこころでパチンコ店に 並び、実際にチャレンジして負けてしまっても 翌日には「取り返すぞ!」という思いでならぶとしたら・・・ それは「射幸心」を満たすという意味で、パチンコ店が お客さまに「幸せ」を提供しているのに他ならないのでは ないかと・・・。
「幸せになりたい=射止めたい」という射幸心は 人間誰もがもっているもの。 それを満たすことができる「場」としてのパチンコ店の 店先に朝から人が並ぶと言うことは 好きか嫌いかに関わらず、学ぶべきものがあると感じます。。。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『投資してもらうことに対する価値はいろいろある』 自分の感性を豊かにすることでみつけられるかも。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ビジネスやサービスを考えてみたり 思いつく過程で、どうしても思考は単一の方向に 向かってしまう傾向があります。
今、思っていることが「ビジネス」であれば「ビジネス」的に。 規模を追求することであれば「規模」にフォーカスしてしまいますが 実は「多種多様な」価値というものが世の中にあることを 改めて実感しています。
私自身は、パチンコをやらない・・・というかできない人です(笑) パチスロは1回だけやってあっという間に2000円も 吸い込まれて「すごいゲームだな」と思ったりであるとか パチンコは、出玉を融通し合ってはいけないというルールを知らずに 知り合いと入ったときに玉をもらって、店員さんに怒られたとか(爆) いろんなエピソードはありますが・・・。
パチンコについてはいろんな議論があるかも知れませんし 思いも様々だと思います。
本著の最後の後書きで 「ものの見え方になんて正解なんていうものはないのです」 と著者が書いているように、ひとつの現象から 学べる内容は、人それぞれがもっているものによって変わりますからね。
●パチンコ屋に学ぶ経済学 伊達直太(人生戦略会議) (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4872903102/maruruchan-22/ref=nosim
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