| "●芸能をビッグビジネスに変えた男 「ジャニー喜多川」の戦略と戦術 小菅 宏 (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『芸能界のTOP事務所の選択は?』
なかなか表に出てこない話です・・。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『世間を知る能力』 『魔術眼』
『将来の2人の道』 『立ち位置』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★ 『ジャニーズ事務所のKeyは?』 何が成功の引き金? ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『ユーたちはフリーに夢をもっていなさい』 ▼『弓の弦を目一杯に引く』 ▼『絶妙な立ち位置』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『ユーたちはフリーに夢をもっていなさい』 ジャニーズ事務所といえば かっこいい or かわいい少年がどんどん 大人の男に成長していくというイメージがあります。
そう、最初は「少年」として入ってきて ジャニー喜多川(以下本著に従って、J・K)さんのメガネにかなったら そのままスター街道に入っていくという感じです。
ではそのJ・Kのメガネにかなうとはどういうことなんでしょうか?
それは・・・「個性をひきだせるかどうか」というところにあります。 ジャニーズの多くの特長として「グループ」として 世の中に出ていくというモノがあるのは 【エンビジ】を読んでいるあなたもご存じのことだと思います。 光GENJIしかり、SMAP,TOKIO,嵐、V6・・ほぼグループですね。
このグループの構成メンバーを決める権限は J・Kにあるのですが、その彼は・・・ 似た個性は(同一グループから)排除する といいます。
はい。キャラがかぶると言うことは 打ち消しあってしまうと言うことなので メンバーの構成は、すべてのキャラクターが異なるように つくられています。
これは・・・「1つに重なると周囲を圧する威力」という エネルギーが発生する + 女の子が理想とする「欲求」を満足するためには 一人の人だけでは×で、グループ全員の個性が必要なのですね。
このための「個性」を引き出す過程でJ・Kは 常に少年達に「自信を与え続ける」ことを心がけるのです。
夢というものは与えるモノではなく、 進んでやりたいと願うことである!という信条だからこそ 「ユーたちはフリーに夢を持ってなさい」と 常に語り続けるJ・Kの言葉を聞き続けていれば 自分たちの存在に「価値」があるとがんばることができますよね。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼『弓の弦を目一杯に引く』 気がついている人も多いかと思いますが ジャニーズ事務所のアイドルは、なかなかCDデビューしません。
最初は、兄貴分のグループ達の バックダンサーとしてデビュー。会場から注目されたり 噂が噂を呼んで、だんだんと認知度が高くなっていきます。
そして、そのうちにドラマの役者(主役ではなく)として テレビにも登場するようになったり バックダンサーとしてもテレビデビュー。
そして一番「よい!」とJ・Kが判断したときに 初めてCDデビューのGo!がかかるのです。
「弓の弦を目一杯に引いて」待ち続けて ここだ!というときに、弓を放つように。
普通の芸能事務所だとよくあるのは いきなりCDデビューさせて、売り出してしまう。 でもなかなか売れなくて、営業周りをしているうちに 消えていってしまうアイドル・・・。
ジャニーズのようなやり方をしようとすると CD販売の収入がなかなか入ってきませんから 先行投資ばかりかさんでしまって、苦しくなってしまうのでしょうね。
CD発売することは少ないながらも「プロモーション」をしている ことにもなり、知名度アップにもつながっていきますから どうしてもそちらに流れていくのかな〜と 素人のまるるちゃんは思いました。
でも、、ジャニーズの場合には「ジャニーズJr.」であったり いろいろと、「修行=顔見せ」の場所を 作り上げているので、CDを出さなくても じわじわと知名度が上がっていきます。
で、「待ちきれない!」という期待感が 高まりきったところで、CDデビュー!
「絶妙な」勘がさえるからこそできることでも ありますが、戦略がとっても緻密で勉強になります!
やはり「期待感がたかまっている」ところで 売り出すのがベストですからね。
・・・・・・明日に続く
●芸能をビッグビジネスに変えた男 「ジャニー喜多川」の戦略と戦術 小菅 宏 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062139006/maruruchan-22/ref=nosim
"
| |
|