| ●儲かる会社の社長の条件 小山 昇/岡本 吏郎 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 儲かる会社の根底にあるモノは?
☆本から得た気づき : ▼『「それしか選択肢がない」のは、「決断」とは呼ばない』(昨日のご紹介) ▼『内定者が辞めない仕組みを作っておく』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『内定者が辞めない仕組みを作っておく』 小山社長の「武蔵野」では、この4年間で 新卒を35名採用して、辞めた人はわずか一人という 驚異的に高い定着率を誇っています。
なぜ?中小企業なのに?
その答えを小山社長に求めると 「社長と価値観が違う人は採らない」といいます。
新入社員コンクールに出品するのではないのだから 会社の身の丈に合わない優秀な人材を入れてもダメだと。
大企業では様々種類の人材を採って 部署ごとに適材適所で当てはめたり 最悪の場合には、会社の大きさの余裕によって 働かない社員を雇っておく余裕もあるかもしれません。
#まるるちゃんがサラリーマンの頃にも #まわりにそんな面白いネタは転がっていました(笑)
でも、中小企業はそんな余裕もないですし 逆に凝り固まって変化しない人も、当てはまる仕事があるかどうかも わかりません。
だから、社長の価値観とあわないと、、、ダメなんですね。
でも、定着率が高いのはこれだけではなく 「仕組み」を用意しているんだとか。
例えば、本著で紹介されている仕組みの一つが 学生が内定すると、顔写真+武蔵野の社名入りの名刺を 渡しているのだそうですが、その名刺を100枚名刺交換した学生には 入社前から、会社契約の携帯電話を毎月使わせているのだそうです。
えー、電話代は? という気持ちが当然湧きますが、せいぜい月に3万。 すると1年でも30万程度。
もしこれによって、内定者が脱落しないのであれば 新しく人を採るときにリクルート業者に支払うエージェント料を 考えると安いモノだと。
なるほど。その比較は、まるるちゃんはまだ 人材紹介会社を通じて人を採ったことがなかったので 発想がなかったですが、なるほどです。
そしてさらにうまいなと思ったのが 「武蔵野」としての名刺を配っているから、かっこが悪くて やめられないと(笑)
これだけではありません。 学生が交換してGETした名刺は、そのまま小山さんの メルマガの潜在リストになると!
そこまで回収する要素がいろいろと仕掛けでできちゃうのですね。
まだまだいろいろとまるるちゃんのやってることにも ヒネル要素がありそうです!
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『仕組みとして持っておくべきモノがある』 すると全員がそちらを向く ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 本著は、ちょうどお風呂に入りながら のんびりと読んでいたのですが 内容が面白くてはまってしまい、読んでいる途中で のぼせてしまいました(笑)
ただタメになる分、一読だけで終わらずに 2回目まで読んでしまいました。。。。
「株式会社武蔵野」は「脳ミソが筋肉でできている会社」と 呼ばれているそうです。
いろんなことがアイデアとして出てくる筋肉のような脳ミソ なのか 社員全員が「考える」ことを徹底する会社だからなのか いろんな意味がありそうですが 間違えなく「他の会社」とはやっていることが 違う会社の一つ。
だからこそ、他社からの見学依頼が引きも切らず そして、見学自体を昇華させて「経営サポート事業」という 高収益事業を生み出すことができる会社。
「あえて違ったモノを目指す」ことを 自分の中の一つのテーマに抱えている自分としては そのやり方にはすごい!と素直に感動しています。
●儲かる会社の社長の条件 小山 昇/岡本 吏郎 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4776204606/maruruchan-22/ref=nosim
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