| ●カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法 仕事と人生に効く「問題解決力」が身につく20の方法 岡本 吏郎 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : ある程度の確度で未来を予測するには?
☆本から得た気づき : ▼『世の中にお得はない』(昨日のご紹介) ▼『お金で計算できないものがおいしい』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『お金で計算できないものがおいしい』 税金は、毎年は入ってくる所得からとられる。
今の日本で入れば当たり前のことですが、実はこのような 「所得税」が導入されてからまだそれほど年月は たっていません。
例えば、江戸時代。 「士農工商」という身分制度があり、商人の身分は 一番下でしたが、経済的にもっとも潤っていたのはその商人でした
というのは。。。商人が得た利益、つまり所得に対しては 決まった税金というモノが存在しなかったからです。 江戸時代が始まった頃は、農業が収入の主なモノになっていて 「米」によって納税することが決められた制度だったために 農民は高い税金をかけられて困窮。 でも、米の価格が変動して暴落すると、それを収益源にしていた 武士も困窮。結果的に、商人が一番おいしかったと。
そして明治時代。「米」への反省から、導入された税金は 「地価税」つまり、土地を持っている人に対する税金でした。
このように、国はできれば「おいしいところ」からお金を 税金として集めたいと制度設計するのですが なかなか時代の流れや変遷とはマッチしないモノです。
そう考えると、翻って現代。 いろんなものに税金がかかるようになってきていますが 「ノウハウ」「人材」「ブランド」など まだまだ税金の対象になっていないモノが多いと思いませんか??
これらの共通点はなんだろう?と考えたときに でてくるのが「お金で計算できないモノ」。
そのすべては、「お金を生み出すこと」に直結していますが では、具体的にいくらなの?と言われると計算を することはできません。 だから税金の対象外となっているわけです
と。。稼いでいる脳をもっている社長や起業家は どうするか?というと。。。 税金を払う利益を残しておくくらいなら 未来に、稼ぎを生み出すであろうブランドであるとか リストであるとかに変換してしまって、着々と 「無形資産」を構築してしまうのですね。
目先の利益を追いかけたくなることも当然あるでしょうが 長い時間を考えると、常に「お金で計算できないモノ」を 積み上げていく姿勢が求められているのだと思いま〜す。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『長期的に稼ぐための思考法をもとう』 即金ではなく、未来の資産 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ビジネスをやっていくと考えると いろんな「ステージ」があるとおもいます。
起業した当時、他に生活費のアテがなければ 当然、即金を求めないと、あっという間に生活ができなくなってしまいます。
あとは、何か支払期限があるときにも 未来の高い資産価値なんて目に入らず、割り引かれてしまっても即金 に変えてしまいたくなるのです。 #だから手形割引というビジネスが成立するのでしょう・・。
でも。。最低限の資金を確保できたならば ぜひ「未来に得られる可能性のある資産」に目を向けて いかないといけないとおもうのです。
やっていればかならず経験する道なのでしょうが つねに「当月の売上」を心配しないと行けないビジネスモデルは 社長や起業家にとっては、かなり胃が痛いです(笑) 特に、ある一瞬にすごい売上を経験してしまうと・・・。
でも、未来においてキャッシュを生み出す「金のガチョウ」を 飼うことができたら・・・ 自分が望むときに、ビジネスをうまく回していくための 流れを創り出すことができます。
それを効率的にやっていくのが、今日紹介した 「お金で計算できないモノを保有する」ことなんだろうなと ここ半年ぐらいずっと思っています〜。
●カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法 仕事と人生に効く「問題解決力」が身につく20の方法 岡本 吏郎 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/489451284X/maruruchan-22/ref=nosim
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