| "●視聴率の怪物王東順の企画の王道 王 東順 (著), 品川 裕香 (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『企画を作っていくときに、どうする?』
化け物番組を次々と作った王さんに聞いてみよう ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『単行本こそ情報源』 『自分の肌で感じ取る』
『相手の立場に立って』 『前向きな逃避』
★━━━━本の著者に聞いてみたいこと━━━━━━━━━━━★ 『喜んでもらえる企画を作るためには?』 視聴率もビジネスの成功も、支持されてこそ ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から学んだこと ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『企画を考えてからマーケットを探せばよい』 ▼『人が驚くことは何か?を考え抜く』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『企画を考えてからマーケットを探せばよい』 マーケットをリサーチして、その中で求められているニーズを 発掘して企画を考えよう!
あなたもこんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
確かに、「売れている!」というマーケットができあがると そこに大量の企業や団体が参入してくるのも まさに「マーケットが盛り上がっているから商品・サービスを 作ろうか!」と動き出す人が多いことを示していますね。
ところが、王さんは逆の考え方をしています。 マーケティングをして市場の動向を探ったところで 突出した企画は生まれてくるものではないと。
ようは、マーケット調査後に出てくる企画は 通り一遍のものになってしまうとおっしゃるのです。
一昔前のタレント好感度調査で 男性タレントの好感度第1位はビートたけしさんでした。
では同時に行われた調査で、嫌いなタレント第1位は? というと、これもビートたけしさんだったんです。
つまり。。。最大公約数的に「よいもの」というのは 平均値をとっていることに等しいわけですから 何の特徴もなく、よってヒットしないで埋もれてしまうことが よくあるということなのですね。
ではどうするのか? これはすすめ方の方向性を逆にするしかない つまり「企画を考えてからマーケティング」をするのです。
何かキーとなるコンセプトを思いついてから 次にどうするのか?というと それを「補完」してくれるような根拠や証拠を 何かないのか?と思いつけるかどうかになってきます。
王さんが企画にした人気番組「クイズ!年の差なんて」 という番組では元々はある行き違いから思いついた企画。 (その行き違いは本著で触れられています)
でも、そのままでは思いつきになってしまいますから 何かないのか?といろいろと調べているうちに 「文化年齢」という概念を知ることになったそうです。
これは実年齢に対して文化の理解の幅を示す概念で 例えば30歳の人の文化年齢が50歳であれば 30歳から50歳までの広い幅の理解度を持っている 人であることを意味しています。
すると、世代間のギャップも理解できる幅が広いわけですね。
この「文化年齢」のコンセプトに出会うことで 思いつきから「明確なコンセプト」を持った企画へと さらに昇華していくことができたということではないでしょうか!
・・・・・・明日に続く
●視聴率の怪物王東順の企画の王道 王 東順 (著), 品川 裕香 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4901782088/maruruchan-22/ref=nosim"
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