| ●ソニーをダメにした「普通」という病 横田 宏信 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 自然とできる価値のある行動は?
☆本から得た気づき : ▼『機能価値ではなく使用価値を生み出せ!』(昨日のご紹介) ▼『お金を活かすか、人を活かすか』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『お金を活かすか、人を活かすか』 ビジネスの循環=サイクルは、
お金をモノや人を雇い入れる ↓ 新しい付加価値をつくる ↓ 元より多くのお金に換える ↓ (繰り返す)
こんな形で続いていくことから 「お金を働かせて」ということを考える人も 多いかもしれません。
しかし。。。。現在では 「お金が余っていて」「それを活かせる人が不足している」 という現実があったりします。
というのは上記サイクルの中の「付加価値を付ける」ということを することが可能なのは、お金ではなく「人」だけであり そのことができる「人」がそんなにいないからなのです。
買収やM&Aを行うことで企業は大きくなっていきますが そこで「金を活かす」のか「人を活かす」のかによって その成果には大きな結果が出てくると思いませんか?
企業再建や子会社に乗り組んでいく経営者で うまくいく人は、そこに残っている「人材」を うまく活かして再建を成し遂げていく事実を見ていると。
本著で、横田さんはこう書かれています。
節分の豆まきではないが、「投資家は外、経営者は内」 が正しいのだ。
投資家の役割は、自分もしくはお客様から預かっている お金を上手に活かすことであり そのためには、「人を活かす」ことにたけている 経営者を目利きして、その人にお金を託すところまでが 仕事であるという意味であると感じました。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『機能価値ではなく使用価値を生み出せ!』 爆発的にヒットするタネがある ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ わかっていてもなかなか思いつかないのが 新しい「使用価値」。
機能価値は、はっきり目に見えることで 頭の中での区別がつけやすく、またエンジニアという立場では 「新規技術」というのは、進みやすい方向ではあります。
でも「使用価値」は、現在のモノを削ったり もしくはパラダイムを変えないといけないですから なかなか難しいこと。
それを薦めるためには、やはり「思考の幅」を広げないと いけないのかなと思うわけです。
でも、私・丸山を含めて凡人の場合 なんにもない状況から新しいことを思いつくなどと言う芸当は なかなかできません。
だからこそ、「思考の幅」を広げるために 自分の業界だけではない人とお会いして話をしたり 本を読んだりDVDをみたりということが 大事なのかなと思うわけです。
実践ではないので、すぐに価値を生み出せるというわけではなくても ヒントとなることを一杯いただくことができますからね・・・
●ソニーをダメにした「普通」という病 横田 宏信 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4777108635/maruruchan-22/ref=nosim
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