| ●美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか? 林 總 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 頼るべき所と、そうじゃないところは?
☆本から得た気づき : ▼『実現したい目的を最初に明らかにする』(昨日のご紹介) ▼『鳥に、虫に、魚になれ』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『鳥に、虫に、魚になれ』 本著の中で経営者たるモノ3つの視点を 持っていないといけないというくだりがあります。
その3つとは・・
鳥の目:高く、広く、大づかみに、会社を俯瞰する 虫の目:細かな詳細をきちんと見る 魚の目:流れの先がどこへ行くのかを読む目。変化や異常点に 目をこらして、ものを見る目
では、それはなぜなのか?といえば 経営者の仕事がなんであるか?ということを 考えればあきらかです。
そう、その仕事とは「思考」することと「決断」すること。 自分で考え、そして物事を決めていくために 必要なモノは?とブレイクダウンすると、その答えは「情報」 にあるわけです
その「情報」を得るために必要なのが この3つの視点=目なわけです。
私自身は今回のネタの一つになっている「ERPパッケージ」 というものは名前しか知らず中身についてはほとんど把握して いまぜんでした。
今でも人に説明できるほどの理解をしていませんが(笑) この3つの視点を持つための「情報」を える仕組みを作り上げることと理解しています。
情報はなにもしないでほったらかしにしていても 集まってくるものではありません。
「国家の罠」でも有名な、外交官の佐藤さんも その著書で語っていますが インテリジェンスとインフォメーション の違いというものがあるためです。
インフォメーションは、ただのネタであり それを意味のある物に解釈する力をもつことで はじめてインテリジェンスという意味のある物に変化します。
目の前に流れているインフォメーションという情報量が 膨大なだけに、それをどう解釈するか? というものがこの3つの目であろうし それをサポートしてくれるのがコンピュータシステムなんだろうなと。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『欲しい物を最初に決めてしまおう』 そしてそれをサポートする「道具」をもつ ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ コンピュータシステムやサーバーだけに限らず 世の中や自分のビジネスとして動かしている組織の中に 流れている情報を「フィルタリング」するための 機能は絶対的に必要になっています。
コンピュータシステムをつかって ビジネスに必要な数字をはじき出すのも あらかじめ「決めておいた」方法を元にフィルタリング された数字です。
だからこそ、【エンビジ】でもご紹介したように 「実現したい目的をあらかじめ明らかにしておく」ことが 必要なのです。 フィルタリングとは決められた条件を元に 情報の海から、必要な物をあぶり出すことですからね。
そして、読書をするという行為も実は同じです。
読み手である自分が「何を得たいのか」ということを あらかじめ決めていると、その答えを得られる可能性は 飛躍的に高まりますが、逆に漠然と読書をしていると その結果得られたことは「ページをめくっていた手」の 指が疲れることだけ(^^;;)ということになりかねません。
そうならないためにも、いろんなフィルターを 有効に活用しましょうね。
●美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか? 林 總 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478003912/maruruchan-22/ref=nosim
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