| ●一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み 前田 出 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 家元制度を作る6つのステップとは
☆本から得た気づき : ▼『「先生」が「先生」を作るモデル』(昨日のご紹介) ▼『コミュニティは最後に作る』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『コミュニティは最後に作る』 ファンをたくさん作りさえすれば あとは何を売っても買ってもらえる。
なーんて話をビジネス系のセミナーやレポートで 聞いたことがあるかもしれません。
間違っている話ではありません。 たださきに「コミュニティ」ありきではなく 主催者のあなた自身への信頼があってこそ起こりえる話です。
というのも、このことを聞くと じゃあ、私もコミュニティを主催したい! と動き出して、「器」をつくるのはいいのですが 中身がまったくないままに、単に「入れ物」としての コミュニティになってしまいます。
すると・・・属している会員さんにも 得られるメリットがはっきりしませんから 帰属意識もなく、たんに会員数だけが一人歩きして 何も残らないと言うことになるのです。
本著で示されている6ステップでも コミュニティを作るのは最後であると示されています。
その中に属している会員さんが どんな報酬(お金だけである必要はありません)を得ることができるのか? にフォーカスして考えられている仕組みでないと いつしか「廃墟」になってしまうからに他なりません。
見ていると、多くのMLでの交流会やSNS、掲示板が 立ち上げるときには盛り上がるのに だんだんと参加する人が減ってきてしまうのは 「新鮮さ」という魅力が下がっていくのを補うだけの 「メリット」をその場にでるメンバーに提供できないから といえるのではないかと。
ビジネスに限らず、「新鮮さ」というのはそれだけで 大きな武器ですが、そうそう継続するものではありません。
だからこそ、どんなことを提供できるのだろうか? ということをつきつめてから コミュニティ化をはかっても遅くはないのですね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『「先生」が「先生」を作るモデルの大事さ』 関わる人がすべてしあわせになるために ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 本著は、スケールの大きさと 逆にステップのきめ細やかさが両立している良書で 読みながら「自分もこういうビジネスを組み立てたいな」 と強く感じさせるものでした。
残念ながら、いますぐにこれをやろう! というネタを思いつくわけではありませんが 「やりかた」を知っているか知らないか ということは将来のアンテナの高さに大きく影響します。
その点において、今読んでおいて損がない本であると 本著は勧められますね。
「頂上は高く、裾野は広く」という主旨の話が 本著にもでてきますが、まさにこの2つを満たすことができるか? というのはほとんどのビジネスにおける成功の「鍵」であると いえます。
裾野だけ広くて、無料でずっとやっていても ビジネスとして成立しづらいですし 高価格路線で、つねに新規のお客さんを捜し続けないと いけないビジネスモデルの大変さは やられている方は重々承知でしょう。
いろいろと勉強させてもらえました。
●一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み 前田 出 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478006229/maruruchan-22/ref=nosim
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