| ●うちの社長は、なぜ「ああ」なのか 石原 明 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 自分はどのタイプでしょう?
☆本から得た気づき : ▼『仕事を忘れなければならない』(昨日のご紹介) ▼『起こっている問題の根本原因はどこだ?』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『起こっている問題の根本原因はどこだ?』 会社で起こっている問題をみつけると その原因はなんだろう?と改善にとりかかろうとするとおもいます。
しかし・・・実はその原因は 通常業務であったり、組織運営上のやりとりとは 別次元にあると石原さんはおっしゃいます。
その原因は・・・そう、私たち経営者です。
大企業病という言葉がありますが これは組織が肥大化して、意思の疎通ができないこと。 でも零細企業や、SOHOレベルで仕事をしているのであれば そんな意思の疎通ができないということはないはず。 逆に社長やリーダーの意志が通りまくってしまうので たとえば本著に出てくるような「振り回し型」であれば まわりを巻き込んでたいへんなことになるわけです。
つまり、会社をよくするためには そこにもっとも重大な影響を与えている社長の性格や 価値観にまで踏み込んだ解決策を考えるしか有りません。
ここをいじるのは「人」の濃い部分に関わってくることなので とってもしんどいこと。
よくあるコミュニケーションの処方箋で 「人は責めるな問題にフォーカスしろ」といいますが 今回はかなり近接してしまいますからね。
ですから、経営者やリーダーは自分自身が責められているのではなく 会社をよくする、堂々巡りから抜け出すためには 自分のことに取り組まないといけないんだ ということをアタマの奥底にきちんとおいておくことが大事。
いざ、そのタイミングになったとき 忘れているかもしれませんが、知らないと対応できないことでも 現場に直面することでアタマの奥底から浮かび上がってきて 自分を律して対応することができる可能性が少しは 高くなるのでしょうから。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『型を把握して、自分を律すること』 唯一の処方箋であるといえるから ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 本著では5つの「型」がとりあげられています。
私自身は、2つの型にあてはまるようで(同ポイントだったので) たしかに、そのとおりだわーと チェックテストをやりながら思っていました。
人の性格や価値観は、オトナになってしまったらそう簡単に 変わるものではありませんし、 ましてや経営者ともなると・・・・(笑)
それがどんなときに変わるのか?と考えてみると 「痛み」を感じたときではないでしょうか。
自分のやり方ではうまくいかない! いきづまったときに、何か解決策を求める。 そしてそのときに自分の価値観を変えた方がいいのだと わかって初めて変えることができる。
だから、リーダー達はいろんな失敗や痛みを 乗り越えていけるのでしょうね。
あー耳が痛い(^^;;)
●うちの社長は、なぜ「ああ」なのか 石原 明 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763198815/maruruchan-22/ref=nosim
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