| ●お客様は神様か?〜売れない時代の新しい接客・サービス〜 中山 マコト (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『お客様と関係を作るには』
お客様と接する仕事をしているならば ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『一人多色』 『ミスリード』
『できの悪いベルトコンベア』 『トリコにする』
★━━━━本の著者に聞いてみたいこと━━━━━━━━━━━★ 『これはイカン!という行動は』 やっているほうは気がついていません ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から学んだこと ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『お客様を見ていない行動が多すぎる』 ▼『カリスマ経営者の成功法則は本当か?』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『お客様を見ていない行動が多すぎる』 本著では、たくさんのお店にいつも行かれている 著者の中山さんが感じている「おかしい!」 と感じた接客がたくさん事例としてでてくるのですが・・
確かにあるある! そしてホント、不快だよね
というものがたくさんでてきます。
それを本著では「呪い」という言葉で表現しています。 特にお客様に直接対応する部分を 「接遇にかかかった呪い」であると。
たとえば・・ワンドリンク・ワンフード制というお店 たくさんあります。 でも。。。すでに食事を済ませてきた後の場合 ドリンクは飲みますが、フードはいらない!ということ ありますよね?
そんなときでもフードを取ってくださいというお店。 お金は払うからフードはいらないよと言っても ダメだとしたら・・・
そのお店の接客は「食事を捨てる=食べないから」という 前提がわかっていても、テーブルに出すというスタンスを もっているわけです。 せっかく作った自分のお店の料理を捨てるという前提
考えてみたらおかしいと思いませんか?
本著でも中山さんが糾弾されていますが 居酒屋のコース料理も同じこと。 懇親会などでめっちゃもりあがって料理がすすまないこと 結構あります。 ええ、わたしが参加する懇親会や交流会は食事が 減らないことがかなりおおいです(笑) みんな目的がご飯ではないからですね。
そんな料理であふれたテーブルに、次から次へと 料理を運んでくるのは・・・
テーブルというゴミ捨て場に、料理を捨てている行為です。 食材に対する敬意も、厨房スタッフに対する尊重も 何もありません。
という中山さんの言葉にとても共感しました。
つまり、すべては何が目的なのか?を間違えているからでは ないかというのが中山さんの問いです。
料理をすべてきめられたとおり出すことが目的なのか お客様にきもちよくその場を過ごしていただくことが目的なのか。
料理の量を調整したから、その分安くする必要は決して ありません。もともときめれていた「取り引き」をして その場に着席して「場」を楽しんでいるのですから。
だからこそ「場」を楽しむための配慮を 接客側が、「お客様のことを見て」することができるかどうか。
これができていないお店が多すぎるからこそ できている店が光り輝くことになっているのではないでしょうか・・
・・・・・・後半に続く
●お客様は神様か?〜売れない時代の新しい接客・サービス〜 中山 マコト (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4839929572/maruruchan-22/ref=nosim
| |
|