| ●「R25」のつくりかた 藤井 大輔 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : これまでにない雑誌をどのように立ち上げたのか
☆本から得た気づき : ▼『ウソをつかずにすむ質問を考える』(前回のご紹介) ▼『ネタをだしてもらうために』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『ネタをだしてもらうために』 そんなこれまでにないコンセプトのフリーペーパー「R25」 企画を作っていくのもとても大変だったと思い その当たりを興味深く読んでみました。
当初、R25は一人の編集者でスタートした雑誌だったため 外部の力を借りなければ記事作りができない状態。
そのとき・・・何が問題か?というと 「水面下の足の引っ張り合い」が発生するというのです。
というのは。。。フリー方を集めて会議をするということは 一般的な雑誌の報酬体系が「記事を書いたらいくら」であることから 自分の企画が採用されるかどうか?というところに 全力で集中してしまうため、いい企画だなーと思っても それを通してしまうと自分の企画案が通らないという事態が 発生してしまうからというのです。
すると一般的な雑誌ならば、では企画会議は内部のもので となるのかもしれませんが、一人しかいないのでそうもいきません(^^;;)
そこで・・・どうしたのか?
あきらめてしまうと、R25は日の目を見ません。 ですから、著者の藤井さんは 自分の企画を提案して通そうとする場にするからいけない と考えて、その構造を突き崩したのです。
具体的には、ネタを出す人と、企画会議でプレゼンする人を わける。ネタを出す会議への出席にもきちんと報酬をだすと。
言われてみればコロンブスの卵かもしれませんが 「個々人の利得」と「雑誌という企画を成功させたい想い」を 両立させるためには、既存の既得権を崩さないといけなかったわけです。
実は・・・こういう構造になっているところは 身の回りにたくさんあるのではないでしょうか?
そこを打破できるか、安住してしまうかは ひとつのターニングポイントになると思います。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『お互いに幸せであるために考えてみる』 その結果、何かが生まれてくる ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ R25という雑誌は、初めて見たとき結構衝撃的でした。
当時横浜に住んでいたので、もしかしたら テスト配布の時だったかもしれません (忘れてしまったのでうろ覚えですが・・)
あるものと、あるものの間に生まれている「ギャップ」 ここを埋めることができると、 それは「ビジネスチャンス」になるということを あらためて実感しています。
ちなみに・・・ 本著を読んで、駅の構内を歩くときに ボックスがよく目にとまるようになりました・・・(笑)
●「R25」のつくりかた 藤井 大輔 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4532260337/maruruchan-22/ref=nosim
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