| ●600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス 上阪 徹 (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『ベンチャーから600万人の支持を受けるサイトへの成長』
何に注力して何を捨てたのだろうか ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『説明が必要なサービスはレベルが低い』 『お金の保証』
『なぜ「女心」をつかんだのか』 『男性にはほとんど知名度がない』
★━━━━本の著者に聞いてみたいこと━━━━━━━━━━━★ 『なぜサービスを立ち上げたのか』 そして、進む方向性を決めたのだろうか ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から学んだこと ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『良いサービスは、説明がいらない』 ▼『「無言実行」という原則』(次回のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『良いサービスは、説明がいらない』 一部のファンに熱狂的に支持されるニッチなサービス。 多くのユーザーに利用されるメジャーなサービス。
どちらも必要なものであり、だからこそ両方のサービスが 成立してサイトが存在しているわけですが この2つには大きな違いがあると思っています。
もちろん、規模、そして知名度は段違いですが サービスという観点から見ると
誰でも使えるサービスにする必要があるかどうか。
ではないでしょうか。
ニッチなサービスであれば、使う対象者が絞り込まれているわけですから 【お約束】が存在していても大丈夫です。
インターネットに詳しいコミュニティに属している人だけが 対象のサービスであれば、ファイルのダウンロードの説明など 不要でしょう。単純にボタンを設置するだけでも 大丈夫かもしれません。
ところが、対象者が広がれば広がるほど「前提となるお約束」の 存在は怪しくなってきます。 ある人が当たり前だと思うことが、他の人にとっては 当たり前ではなくなるからです。
そんなときに、どうするか?というと一般的には 「よくある質問」「FAQ」などのページを設けて ユーザーに対して「サービスの説明」をするわけです。
ひどいサイトになると、何か一つのそうさをするにも FAQをみないといけなくなっていて、 FAQを探すためのFAQが存在してしまったり・・・(^^;;)
それではいけない!と巨大サイトにもかかわらず クックパッドの運営方針として「見ただけで導線がわかるサービス」 を目指しているというのです。
私自身は、まだクックパッドにレシピを投稿したことがないので 本からの読み取りの情報になりますが ・写真を投稿するところが一番わかりやすいところに ・レシピの材料と手順の入力場所を間違えないように 適した文字数制限を適用している
など、「間違えが起こらない」仕組みをあらかじめ 作り上げているというのです。
小さいニッチなサービスを運営したり システムを提供している立場でもある私として これの対応がどれだけすごいことか!ということが 強く感じています。
どうしても、機能の充実や他にないことを追求しようとすると 費用対効果の面から、ユーザービリティの一部が 犠牲になってしまうコトが多いのですが それを「いさぎよし」とせずに、徹底的に 「説明のいらないサービス」を目指す姿勢は、感嘆ものです。
・・・・・・後半に続く
●600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス 上阪 徹 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4827550719/maruruchan-22/ref=nosim
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