| ●人にはぜったい教えたくない「儲け」の裏知恵 岩波 貴士 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : お客様の心理をくすぐる販売戦略とは
☆本から得た気づき : ▼『商品が1位じゃなくても「1位」と謳える秘策とは』(前回のご紹介) ▼『「支払システム」も工夫できる』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『「支払システム」も工夫できる』 お客様から、自分たちの商品やサービスの対価として お支払いをいただくとき。
対面販売であればそれほどでもないかもしれませんが 一番ビジネスで課題になるのが「代金の回収」であると 一般的にはいわれています。
売り掛けが回収できなくて、飛んでしまった。 なんて話はよくあることですからね。
そんなときに、本著の工夫はおもしろいなとおもいます。
それは・・
図書券、文具券などの各種商品券、額面の90%の 支払でOK
としているお店のご紹介。
これが商品券があまり流通していないような田舎であれば 意味がないのかもしれませんが、 オフィス街で、各種の商品券を持ち合わせている可能性が 高い場合には、おもしろい取り組みです。
なぜなら・・・
普通ならば「各種商品券」での支払はできないお店が できるようになった =サプライズがあり、そしてお得かも。
と思ってもらうことができるからです。
一時期楽天市場でアフィリエイトをしていたユーザーの間で 図書券を持っている人が身の回りに多かったときがありました。 (理由は省略しますがw)
そんな場とマッチングしたような「サプライズ」を提供できれば お客様の方はその出来事を肯定的にとらえて 例えば「では今日の食事はここにしようか」なんて話が 起こりえるわけです。
商品やサービスを利用していただけるかどうかは 商品自体の価値が高いことは大事なことではありますが それ以外の付加要素すべてを含めたトータルの「価値」で 決まるものではないでしょうか。
だからこそ、提供者側のわたしたちは いかにして「総合価値」を高めていくのか?
というところに知恵を絞り続ける必要があるんですね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『心理から肯定的な価値をつくる』 だましではなく、気持ちよく使っていただくために ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 本著に書かれていることは「人の心理」を 巧みについてくるネタばかり。
悪用しようと思えば悪用できてしまいますが そうではなく、いい商品やサービスを世の中に伝えたいときに どうしたらいいのだろう?
というヒントとして十分に役立つものでは ないでしょうか。
特に今のように「情報」があふれている世の中では ファーストコンタクトの際に、全部を眺めることなく 「目についたキーワード」「もっとも目立つポイント」 で判断をされます。
その入り口で「遮断」されないために、どうしたらいいのか?
そんなポイントから本著を眺めると 勉強になることがたくさんあるのかなと思います。
●人にはぜったい教えたくない「儲け」の裏知恵 岩波 貴士 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4413094549/maruruchan-22/ref=nosim
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