| ●学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識 海老原 嗣生 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 大学の名前はなぜ珍重されるのか?
☆本から得た気づき : ▼『ラベルを珍重する理由』(前回のご紹介) ▼『学歴のインフレーション』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『学歴のインフレーション』 「3つの能力」を持っている可能性がなぜ下がるのか?
それは、「高学歴」が昔と比べて 違った意味を持ってきているのではないかと 本著からは読み取れます。
というのは、、、現在子供の人口は知っての通り 少子化によって減少しているという現実があります。
では子供の数が減った分だけ 大学生の数が減っているのか?というとそんなことは 決してありません。
逆に「大学全入時代」といわれるほど 大学全体の定員と、志願者数はほぼ同じになっていて 大学さえ選ばなければどこかには入れる時代になりました。
ということは・・・ 昔に比べてみれば、子供全体の能力が上がらない限り 「学歴」による選別のレベルは下がってしまうわけです。
興味深い戦略が本著で書かれています。 有名な私立大学の例として「早稲田大学」と「慶應大学」の 話が解説されています。
共に大学としてのブランドは最強。 その少子化における2つの戦略とは?
詳細はおもしろいのでぜひ本著を読んでいただきたいのですが いかに「学歴ブランド」が意味がないのか? についてのおもしろい考察になっているのです。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『ブランドはネタに過ぎない』 最初のとっかかりの後は本人の実力と結果次第 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 学歴信仰とそのブランド力はつねに「正しい」という意見と 「全く当たらない」という意見が相反します。
私自身、大学と大学院を卒業させていただいているせいか そちら系の話は常に一生ネタになるでしょう。 ええ、ネタに(笑)
ブランド自体が浸透していますから ネタには事欠きませんが、それ以上でもそれ以下でもありません。
ラベルの名前で勝負できるのは、最初だけ。 あとは自分の実力で積み上げていくしかないのです。
その点、学歴に限らず ブランドにあぐらをかいてしまうのか それとも、コミュニケーション能力始め 自分の能力を高めていくことによって勝負するのか?
当たり前のことですが、再度考えるいいチャンスですね。
●学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識 海老原 嗣生 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/402250580X/maruruchan-22/ref=nosim
| |
|