| ●金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック 岡崎太郎 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : どんなアイデアで特訓をしたのでしょうか
☆本から得た気づき : ▼『「不コト」に着目する』(前回のご紹介) ▼『金をかけずにレストランに客を集めるには?』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『金をかけずにレストランに客を集めるには?』 本著では、たくさんのアイデアを生み出す 著者の岡本さんが具体的にどんなことを考えているのか?
そんな内側を見せてくださるという コンセプトの本なわけですが、せっかくなので ひとつお題をのぞいてみることにしましょう。
そのお題は 金をかけずにレストランに客を集めるには? です。
広告というお金を使えば その効率や費用対効果を除けば、集客は絶対に出来ます。 広告の効果はゼロではないからです。
では、そのお金をかけずに集客するには というお題に対してはどうでしょうか?
・・・・・・・
まさに本著のタイトル「金がないなら知恵をしぼれ!」 ということになるのですが、
今回のレストランは1階にあり、前には 広い駐車スペースがあったのだそうです。
そこで・・・知り合いの高級車のディーラーに頼んで イタリアの高級車を並べるイベントを実施。
評判がよかったからその上に、モデルの女の子や 外国人の無料招待までして、モーターショーのような雰囲気を 創り出してしまったとか。
広告に効果が落ちてきたと言われる時代になったのは 「あたりまえ」のことを宣伝しても なかなか広まっていかないからです。
ということは逆に言えば「話したいこと」「ネタになること」 を創り出すことができれば、まだまだ効果はあるのです。
なぜか?
それは、私たち人間は「知っているおもしろいことをしゃべりたい」 という欲求があるから。
これだけはどんなに便利な世の中になっても変わらない 真実ですからね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『やっぱり知恵はしぼらないと』 つかわないとさび付いてしまうから ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 本著の帯に印象的な言葉がかかれています。
優れたアイデアとは、「壁」を越えたものだ。 壁はたくさんある。 それは常識だったり、社会の評価や評判だったり、 (中略) 生まれたてのアイデアは、粗野で無垢でもっと自由でいい。 優れたアイデアマンは明るく肯定的な人生観を 持っているものだ。
テレビがおもしろくないと、テレビ離れが叫ばれていますが それでも「おもしろいこと」「希少価値のあること」は テレビなどのメディアを通じてひろがっていっています。
最近、メディアにでるようなビジネスのお手伝いをしていて 「ネタになること」をどんな視点から作り出せるのか? というのは、
いろんなことを先入観なく見る姿勢 と でてきたものをすぐに却下しない柔軟性
を両方持っていることが必要なのかなと思うのです。
冒頭で書いた「壁」というのはまさに、この2つを 遮ってしまうもの。
壁はなるべく低く、なくしたいですよね。
●金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック 岡崎太郎 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4340110051/maruruchan-22/ref=nosim
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