| ●CGM-消費者発信型メディア―Web2.0時代のマーケティング戦略 伊藤 史 (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『なぜCGMは盛り上がっているんだろう?』
ここ2年くらいで急激に・・・ ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『消費者導線』 『仲間の意識』
『能動化』 『アウトソース』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★ 『CGMを活かすとは?』 これまでと違った切り口はあるんだろうか? ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『メディアである』 ▼『変わる関係−伝達力の強化』 ▼『可能性と課題』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『メディアである』 CGMと言う言葉はよく聞きますが さて何の略だろう?というのを今回の本を読むまで 正確に把握してませんでした(爆)
はい。。その答えは
Consumer Generated Media
です。
消費者がつくり出すものなのですが、ここで大事なのは 「メディアである」という事実です。
コンテンツだけが存在している状況は メディアとは呼びません。
コンテンツに加えて・・・・【届ける仕組み】 があって初めてメディアなんですね。
これまでも、消費者が発信する情報というものは 存在していました。 ミニコミ誌や同人誌などはまさにそうですよね?
でも・・・残念ながら一部の範囲以外に 伝える手段が確立されていませんでした。
その届ける仕組みを消費者に与えてくれたのが 「ブログ」であったり「検索エンジン」の発達なんです。
ブログによって難しいことを考えずに インターネット上にコンテンツを発表することができるように なったし、
検索エンジンのおかげで、あなたのページの存在を 伝えられるようになったのですからね。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼『変わる関係−伝達力の強化』 これまでの消費者と生産者(もしくはサービス提供者)の 関係は一方通行でした。
そう、消費者は一方的に受け取るだけだったのです。
それがCGMのおかげで消費者から情報を発信できる メディアを手に入れたと言うことはさきほどご紹介 したとおりなのですが、実はさらに強化されたことがあります。
それは「伝える力=伝達力」です。
なぜか?というと2つの制約がなくなったからです。
その制約とは・・・
○タイミングの共有 ○場所の共有
の制約でした。
これまでの場合、我々が何かを他の人に伝えようとしたときには アポイントをとりあって時間と場所を共有しないと 何かを伝えられませんでした。
もしくは、一旦ミニコミ誌のような形で発行をしたとしても そのタイミングでしか読むことができずに 情報が持続的に広まっていく仕組みはなかったのです。
ところが。、、、ネットで展開されているCGMであれば DB化=データベース化 されて、蓄積されていきますから 発信した瞬間だけではなく、持続性を持って 伝えていくことができるのです。
本著を読んでいて、まるるちゃん的にヒットしたのは この【持続性】の部分でした。 コンテンツを書く人間からすると 「一度書いたネタをどれだけ再利用できるか」というのは とっても重要な問題です。
メルマガを発行するだけで終わってしまうと 一過性のものになってしまいますが それをバックナンバーやブログのような形で公開して ロングテールでの価値を提供していくことができれば・・・
一度で二度おいしいということがちゃんと個人レベルでも 現実にできるということですからね♪
・・・・・・明日に続く
●CGM-消費者発信型メディア―Web2.0時代のマーケティング戦略 伊藤 史 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4839923094/maruruchan-22/ref=nosim
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