| ●40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則 大塚 寿 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : いま40代になる前ならばすべきこととは?
☆本から得た気づき : ▼『なぜ30代の延長だと失敗するのか』(前回のご紹介) ▼『優先順位を見極める方法を知る』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『優先順位を見極める方法を知る』 仕事をつづけていると、こんなことありませんか?
「ああ、先にやっておけば良かった」
優先順位の付け方を失敗してしまったかも とおもう事例ではないでしょうか。
最初の内は、目の前にぶら下がった課題やテーマを がむしゃらにやっていくことでスキルもあがり 経験値も蓄積されていくわけですが ベテランと言われるような時期にさしかかってくると そうとばかりも言ってられません。
そんなとき、著者の大塚さんは何を基準にして 優先順位を決められているのか?というと・・・
「関係者軸」と「時間軸」という2つの基準。
つまり目の前の自分が取り組むべき課題やテーマが その後に、どの程度の人やコストがかかってくるのか?
という視点を持つと言うことです。
たとえば便利なツールがあってメンバーで共有した方がいい。 そのためにはマニュアルを自分が書かないといけないとしましょう。
マニュアルを書かないことによって、他の人がそれを 使うことが出来ないわけです。 で、新しい道具を使うことによってとても大きな業務改善が 望めるのであれば・・・
自分がボトルネックになって価値の創造が できなくなっている状態な訳ですね。
逆に言えば、自分がその行動をおこさないコトによって だれも影響を受けないのであれば 優先度が低いものであり、実はやらなくてもいいかもしれないくらい。
私もそうですが、ビジネスパートナーやスタッフの方々と 仕事をしているのであれば、自分一人では作り出せない「価値」を 生み出すことが出来る反面、つなぎをうまくしないと 「遊び」ばかりが生じてしまって、いろんな各方面に 迷惑をかけることになります。
なので、できるだけ「関係者数が多いこと」を先に取り組んで みんなが一斉にスタートを切れる体制をこころがけないといけませんね。
自省の意味も込めて。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『30代の延長にしない』 惰性で行くのはだめである ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ちょうど実年齢ももう少ししたら40代も 見えてくると言う私だったので興味深く拝読させていただきました。
タイトルは大事ですね(笑)
とまあちょっと話が脱線してしまいましたが 最近よくおもうことは「前提条件は結構よく変わる」
ということ。
あるタイミングでうまくいった事例が 同じような条件であっても うまくいかないことがよくあるということ。
昔であれば一つの成功事例を持っていると それを結構つかいまわせたものですが 最近はそうもいかないので、大変でもあり おもしろい時期なのかなと思うわけです。
そう意味でも、「惰性」ということは常にNGであると 心がけないといけませんね。
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