| ●仕事のムダを削る技術 こばやしただあき(著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 4時間で働けるようになるには、どの位かかるのでしょうか
☆本から学んだこと : ▼『「ムダな仕事をしない」』(前回のご紹介) ▼『「仕事を仕分ける」』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から学んだこと(続き)
▼『「仕事を仕分ける」』 本書は、タイトルの通り、「ムダな仕事をしない」ためには、 どうしたらよいかが集約されており、前回にて紹介しました。 今日は、著者が考える「仕事を仕分ける」を紹介しますね。 本書によると、(59ページ) 1.短期的な利益への貢献度 2.今の仕事、過去の仕事、未来のための仕事のバランス 3.ミッションやビジョンとの親和性 と定義し、それぞれ詳しく説明されております。 要は、「本当にやらなければいけない仕事を見極めればよい」 ということになります。 あとは、 会社やチームのビジョンや目標に合った仕事をする(70ページ) ということになります。 言い換えれば、「客様に貢献できること」やら、あなた自身の 「ミッション」に関係している仕事は残すが、 その仕事は削ることが大切になるのではないでしょうか。
また、その過程で 2分でできることは優先順位に関係なくすぐやる(81ページ) きっかりと「2分で」というのではないけれど、例えば10分間以上 かかるようであれば、すぐにしないで、タスクとして予定に組み込む 工夫は必要であると書いてあります。
その上で念頭に置いておくべきコトは「修正」。
仕事に「修正」はつきものです。だから、最初から「完璧」を目指す よりも、途中に修正のプロセスが入ることを織り込んで進めたほうが、 結果的には完成度の高いものに仕上がることが多いわけです。 即ち、8割完成を3回繰り返すことを行うような感覚です。
最後に、もう一つ追加したいポイントとして、 仕組みをつくって改善する(125ページ) 著者の考えでは、 仕組みとは、「機能」を「繰り返しできる」ためのやり方だと、 いうのですが、 私の感覚では、誰がいつしても、同じ結果がでるということから 定型業務と考えたほうがよいかなと思います。 つまり、定型業務をルール化することで、 スピードアップを目指す訳です。。。
どんなことでも「考えずにできる」ということは その分だけ成果があがりますからね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『「ムダ」は外にないかと常に考えてみよう』 余裕をもちたい。余裕は質の向上を生む ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ こばやしさんは、現在フリーランスですが、 大学を卒業した後、10年間IT系企業の会社員として 働いたことがあるといいます。
もしも会社員の経験がなければ、 本書の終わりによく出てくるような メールの使用方法、iPadの使用方法やら、 改善のためのチェックシートやら がなかったのではないかと思いますね。
私もメーカーで働いた後で今の仕事をさせていただいてますが どんな経験でも無駄になることはない ということを常に思いますね。
●仕事のムダを削る技術 こばやしただあき(著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4797368594/maruruchan-22/ref=nosim
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