| ●「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング 麻生 けんたろう (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 相手に自分の話を引き込むにはどうしたらよいですか?
☆本から学んだこと : ▼『言葉の意味よりもイメージの共有が大事』(前回のご紹介) ▼『思考と感情のハイブリッドで 〜「君の話は疲れる」と言われないために』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から学んだこと(続き)
▼『思考と感情のハイブリッドで 〜「君の話は疲れる」と言われないために』 話の上手い人は「相手にイメージさせる力」があると前回ご紹介しました。
では、イメージさせるためになんでも理路整然と話をすればいいのか?
本書の中で紹介されていた例を取り上げます。 目の前にある1リットルの水が入っているペットボトルのことを 話をするとします。
「長テーブルの上に、1リットルのペットボトルがあります。 中には無色透明の液体。表面には小さな気泡が見えてきます。
部屋の中心に設置された長テーブルは幅180cm、奥行き60cm、 高さ90cm・・・」
などと話をとつとつと展開していくと、マジメな聞き手は 頭の中にイメージを描いていくでしょう。
でもこの調子で続いていくと「無機質」、「理屈っぽい」「疲れる」と 言われかねません。
相手を楽しませながら、自分の伝えたい内容を理解してもらうためには 感情のスケッチも取り込むとよいとのこと。
具体的には、五感に響きやすい言葉(音、匂い、肌触りを感じられる言葉) を話に交ぜていくとよいということですよ。
このことについては私自身も苦手なところと自覚していますので、 参考になりました。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『スクラップ帳を作ってみよう』
言葉の引き出しを多くしたいから ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
今回ご紹介した本の中でのコラムで、 電話の話題が取り上げられていました。
今は携帯電話が普及しているので、話をしたい相手に 直接話すことができます。
それよりずっと前、携帯が出回る以前の頃。
例えば、友人や恋人と話をしたいときには、家の電話をかける。 誰が出るのかわからない。 ドキドキしつつ、事前にシミュレーションしてから 受話器を握っていた経験が書かれていました。 私も共感する部分があって、ちょっと懐かしく思いました。
また、携帯はいつでも、どこでもかけることができるので、 相手に対する気遣い、心遣いがちょっとおそろかになったりする きらいがあります。 挨拶や相手の状況をろくに確認せず、いきなり用件を切り出すとか。
携帯の便利さや良さを理解しつつも、電話をするときの 相手に対する思いやりを心がけようと思ったのでした〜。
●「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング 麻生 けんたろう (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/447979347X/maruruchan-22/ref=nosim
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