| ●なぜ、予想は裏切られたのか 「こだわり消費」のマーケティング 夏目 幸明 (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『ニッチが好まれる時代には?』
これまでと違うマーケティングの考え方は? ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『「国民的」商品』 『世間の現在進行形』
『人間の本能』 『常識の細分化』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★ 『商品・サービスの新規開発のポイントは?』 何かを創り出すときに・・・・。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『空振りするときは、思いっきり空振りしろ!』 ▼『ベストセラーはどこかで時代と戯れている』 ▼『ニッチマス戦略』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『空振りするときは、思いっきり空振りしろ!』 「紅白歌合戦」の視聴率がぜんぜんあがらないと言われて久しいです。
そしてここ最近は、プロ野球の「巨人戦」の視聴率が 10%を切ってしまうことが多く NHKも日テレもお偉いさんがかなり気を揉んでいるとか(^^;;)
でも・・・これって本質的には間違ってない結果では ないでしょうか? それは・・・「国民的」商品の解体がすすんでいるから。
よーは、現在に比べて選択肢が少なかった頃の状況と 比較しても意味がないと言うこと。
テレビであれば、地上波だけではなくケーブルや衛星などの 多チャンネル化。 そして、テレビだけじゃない娯楽の多様化。 などなど、「選択肢が多い」社会になってきているのだから。
「選択肢が多いかどうか」は文化の成熟度や 豊かさの度合いを測るバロメーターでもあります。
豊かでないころは、その限られた資源やエネルギーを もっとも効率の良いことを大量生産することで 使い切ろうとしますからバロメーターになるんですね。
そんな「国民的」なことが解体の方向に進んでいる現在において 人気の商品やサービスを開発しようとするならば・・・
空振りするときは、思いっきり空振りしろ!
ではないかと。
別にギャンブルをしろ!と著者の夏目さんは言っているわけではなく キモは平均値、ボリュームゾーンを狙ってはいけない! ということ。
さきほどの「国民的」なことの解体を考えれば 実は平均値の罠=平均にはお客さんは存在しない可能性が ありますよね?
100と1にしか欲しい人が存在していないのに、平均したら 値が50になってしまう集団に、50のものを売っても・・・ 誰も買いませんから(笑)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼『ベストセラーはどこかで時代と戯れている』 これは、まるるちゃんもビジネス書を良く読み 出版のマーケティングを外から素人として眺めさせてもらっている身 からすると、とっても良く聞きますし、納得のこと。
一般的にビジネス書は3万部を超えるとベストセラーというと 言われています。
3万部・・・。日本の人口のいったい何%???
このように、普通のベストセラーは あるカテゴリに絞って売り出されている書籍としての ベストセラーなんではないでしょうか? つまり、ある限られたパイの中で売れればよいという 考え方ですね。
でも、、、もっと売れるにはどうすればいいのか? と考えたときに、そのコンテンツが時代に少しでも マッチしていると・・・
みんなが乗り越えることができない壁を越えて 数十万部とか百万部という超ベストセラーになる!
この時代にマッチするというのは結構大変です。 「流行」というのははやり廃りが激しいですからね。
といいながらも・・時代の流れを読むことがデキル人は存在しています。
どこを見ているんだろう? って思いますよね??? はい!まるるちゃんはとっても思います。
それは・・・「次の流行は現在の流行を否定することから始まる」 と言う視点です。
今の流行は、その方向性の進化がある一定のところまで いきつくと・・・あっという間に陳腐化します。
その「いきついた」ことによる反動で 新しい流行が生まれていくのです。
例に挙げるなら、数年前までは「稼ぐ」ことは すべてに優先するような時代がありました。 ホリエモンが賞賛されたり、村上ファンドが全盛だったりと・・。
でも、その流れがいきくつところまで行き着いたら・・ 今は「心の時代」というキーワードが良く聞くようになりましたよね。
このようには。。。今の流行は、つかむことができればわかりますから その「行く末」を頭に描くことがデキル人こそ 「時代の流れ」を予測することがデキル人なんでしょうね。
・・・・・・明日に続く
●なぜ、予想は裏切られたのか 「こだわり消費」のマーケティング 夏目 幸明 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569692656/maruruchan-22/ref=nosim
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