| ●餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? 林 總 (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『タイトルに引っかかりました(笑)』
どちらもおいしそうなので・・・ ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『だまし絵と隠し絵』 『現金製造機』
『損益分岐点』 『スピード』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★ 『会計の可視化とは?』 会計を経営に生かす考え方とは? ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『会計はだまし絵隠し絵だ』 ▼『リストラとは?:元の現金に戻す』 ▼『キャッシュは現実:嘘をつかない』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『会計はだまし絵隠し絵だ』 会計書は会社の真実を表していると思いますか?
と、経営者の方に聴いたら たぶん「No」という答えが返ってきそうです。
脱税をして裏帳簿をつけている人は論外ですが 普通に経営を行っている場合でも、会計報告書は 真実を表していないかもしれないのです。
というのは・・・・
会計のルールというものは絶対的な真実を 求めていないからです。
売上げの計上基準や、経費のかけ方の計上方法など 会社それぞれにおいて、かなりの自由度があり 主観がかなり入っているからなのです。
え?どういうこと?と思ったかもしれません。
なぜ基準が異なることができるのか??というと 会計は永遠の期間を含んだものではなく 会計期間というある区切られた期間における 会社の成績に過ぎないからなのです。
そう、期間を区切ると言うことは 期間をまたぐものの処理については、会社の主観を ルールの範囲内で入れることができるんです。
この「主観」がはいってくるだけでも 真実がだんだんぼやけてきていますね。
そして。。。さらにいうと、会計は「要約された近似値」 でしかないということ。
あくまで「だいたい」の数値として会社の全体像を とらえるものですから、「かちっとした数字」ではなく 「概算」なんですね。
逆に、経営者としては常にかちっとした数字を出されても 情報量が膨大すぎて、受け止められませんけどね(笑)
この「要約」にすぎないことから、「だまし絵」でもあり「隠し絵」 となってしまうんですね。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼『リストラとは?:元の現金に戻す』 最近は一段落してきましたが、数年前まで「リストラ」 の嵐が吹き荒れていました。
この「リストラ」という言葉を聞くと 多くの人の頭に思い浮かぶのが「首切り」ではないでしょうか。
不要人員を削減することが先行してしまって 経営者側の都合のいい人員整理に使われていた場合も 多々あったかもしれません。
でも、、実はリストラ=再構築というのが本来の意味。
この意味からすると、本来あるべきなのは 会社の仕組みの再構築なのです。
会社組織というのは、自分の持っている資産 究極的な出発点としては出資金である「現金」を つかって、それ以上の「現金」を生み出すことを目的として 存在している組織です。
つまり「現金製造機」なんですね。
この「現金製造機」の効率をあげるのが、再構築である リストラなのです。
ということは・・・・なにをしないといけないですかね?
はい。 【現金を産まない資産を処分=>元の現金に戻す】
という作業が必要になってくるのです。
元の現金に戻して、会社組織をダイエットすれば この現金を再度現金製造機に投入することで より効率的に「現金」を生み出すことができるようになります。
この仕組みを把握しているかどうかで大きく変わってきそうです。
・・・・・・明日に続く
●餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? 林 總 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/447847088X/maruruchan-22/ref=nosim
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