| ●なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか? 多田 文明 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : どうすればだまされないのか?
☆本から得た気づき : ▼『分業体制−組織 vs 個人』(昨日のご紹介) ▼『俯瞰的にみせる−感情移入させる』(昨日のご紹介) ▼『結論を先送りする』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『結論を先送りする』 え?さっさと契約して結論を出さないといけないのでは ないの?
そんな風に思ったでしょうか?
実は・・・この戦略「生かさず殺さず」とも言える 戦略です。
というのは・・・ ずーっと長期的に「搾り取る」戦略だからです。
例えば、悪徳な宗教集団がいるとしたら・・・
「救い」を求めて入ってくる信者に対して 「真理とは一生かけて探求するモノ」だからこそ ずーっと修行しなさい!
こんな風にいいながら、永遠に「お客様」として 財産を吸い上げていく仕組みを作ることだって できますよね?
「○○を知りたいなら、これを買ってください」 と薦めつつも、買ってもよくわからない。
ではさらに知りたいならと△△を薦められる。
これの繰り返しを続けるというやり方もありです。
これに陥らないためには 「誰かに頼り続ける」という考え方をやめないと いけませんね。
自分で考えるという思考法をもっていらっしゃる 【エンビジ】読者のあなたであれば大丈夫だと思いますが・・・。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『相手のホームで勝負しようとしないこと』 不利を打開しようとしてくることを知る ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 相手のスペース=どこかのマンションの一室 などに引っ張り込まれてしまうとそれだけで とっても不利な状況に追い込まれますよね?
相手は、自分たちのホームグラウンドで勝負できるのに 私たちにとっては完全なアウエー。
さらにこちらは一人で相手は組織なのですから(泣)
ではこちらのホームで勝負するのか?というと 家の住所は教えたくないし・・・(^^;;)
と考えていくと、関わらないのが一番(笑)
でもそうもいっていられないので 少なくとも信頼できない場合には 相手と関係のない場所に行かない限り 話をしないと決めないといけないのかもしれません。
今回本著を読んで、知らなかった事例をいくつか 知ることが出来てとっても参考になりました♪
やっぱり「知は力なり」というのは本当ですね。
●なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか? 多田 文明 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4883925676/maruruchan-22/ref=nosim
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