| ●できる人の教え方 安河内 哲也 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 「教える」とはどういうことでしょうか?
☆本から得た気づき : ▼『教師たるもの五者たれ。』(昨日のご紹介) ▼『教える量は少なく、しかし因果関係ははっきり示す』(昨日のご紹介) ▼『安心感と危機感の波』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『安心感と危機感の波』 あなたがセミナーや講演会を聞きに行ったとき どんなときが、もっともためになった、楽しめた! と思えますか?
2時間の講演会ならば、2時間全部が 「初めて聞く、ためになることだ!」と思える講演が もっとも楽しく聞けるでしょうか??
いやいや、残念ながら100%が知らないことだとしたら・・ 途中でわからなくなって、理解できなくなり 楽しくなんて到底なくなってしまいます・・・。
安河内さんがおっしゃるには、 5〜7割が知っている内容で、あとの5〜3割が 初めて聞いた内容という話が一番楽しめるのだとか。
たしかに、その数値の感覚は まるるちゃんとも合致している気がします。
100%知っている話だったら 時間の無駄だったな〜と感じる可能性が高くなりますからね。 ということは・・・教える側にとっても この数値を抑えた上で話をしないと行けないと言うことです。
そして、単純に全体の数値として 満たすと言うだけでは駄目。
2時間のうち、前半は100%知っていること 後半は100%知らないことというのでは、結局 部分部分を取ったら、おもしろくない話になってしまいますからね。
・知っていること=簡単なこと ・知らないこと=難しいこと
この2つを交互に織り交ぜながら話を サンドイッチのように構成していくのです。
知ってることを聞いているときには心の中に「安心感」 知らなかったことを聞いているときにはヤバイという「危機感」 が交互に波のようにやってきますから 寝てしまうなんてことは起こらないのです(笑)
大学の授業だったり、サラリーマンの頃に受けていた 技術系のセミナーはよく眠くなったりしていましたが 睡眠時間が3時間でも、起業系のセミナーで 眠くならないほど引き込まれたのは この「波」の効果が大きかったのかな〜と思います。
平坦なまんまだとどうしても眠くなりますからね。 まるるちゃんだけ?(笑)
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『教える量は少なく、しかし因果関係ははっきり示す』 教え続けるのではなく、自分でやってもらえるように ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 人に何かを「教える」というのは 大変なことでもあり、楽しいことでもあります。
いつまでたっても同じことを聞いてくる「教え子」がいると 悲しくなったり(^^;;) 今までに比べて格段に成長した姿を見ると うれしくなったりといろいろです。
ただ、決意のところにも書いたように できるだけ、教える方ではなく 教わる方の人が、「自分で考えられる方法」というのを 伝えていきたいと思っています。
そうじゃないと、もしまるるちゃんがいなくなれば 彼ら自身でなんにも出来なくなってしまう状態に おいてしまう。
それってちょっと無責任じゃないかな?と思うからです。
マニュアルも大事だし、最初はそれに従って 動いてもらったとしても だんだんとマニュアルで書いてないことがあったときに 自分なりの発想が出来るような人になるように 教えられたらな〜と
なかなかできてないので、これからそうなっていく という目標でもありますが・・ね。
●できる人の教え方 安河内 哲也 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4806127523/maruruchan-22/ref=nosim
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