| ●鉄板病 おち まさと (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『鉄板病ってなんですか?』
最近の日本人が浸食されている病気のようです ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『多数派』 『ゴネてクレーム』
『嫉妬目線』 『勢いに流されてしまった』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★ 『鉄板病は何が危険ですか?』 回避するためにはどうすれば・・・・ ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『嫉妬目線が夢を壊す』 ▼『背骨を持って魂を売らない』 ▼『新・鉄板を生みだそう』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『嫉妬目線が夢を壊す』 「鉄板」という言葉をまるるちゃんは 普段使いませんが、世間的にそんな流れがあるかもと 本著を読みながら思っていました。
「鉄板」を求める気持ちは、大きなところで 「ハズしたくない!」という想いが根底にあると思うのです。
そして「ハズして損をしたくない!」そんな感情ですね。
すると・・・損をしたくない余り 他人の特に対して激しくジェラシーを感じるようになると 著者のおちさんはおっしゃいます。
例えば、最近「下流社会」であるとか「格差社会」という キーワードがでてきます。 身分に格差があるのはおかしいですし、生まれながらにして 身分に差がある社会はおかしいですが その格差を是正するためにどうする?という議論の中で 「うまくいっている人を引っ張りおろして平均を とる」という趣旨のような者が含まれていると思うのです。
本来ならば格差をなくすという視点から言えば だれもが高いレベルになれるような「仕組み作り」をするべきなのに。
「機会平等」と「結果平等」という言葉がありますが チャンスは平等に、結果はがんばった度合いに応じて というのが正しい平等ではないでしょうか?
そういう意味で、理不尽な状況に追い込まれてしまう 事例を救済するのは当然ですが、 共産主義国のように、働いた人と働いていない人が 同じ対価というのでは誰もやる気がなくなりますからね、人間。
「ハズしたくない」という想いから 他の人の夢を壊してしまうような行動をとらないように 注意しなくてはいけません。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼『背骨を持って魂を売らない』 かんたんに、シロとクロを決めてしまうのも鉄板病の特徴です。 そして、一旦決めてしまったらそれを変えることが できないと思いこんでしまいます。
これはなぜか?と考えてみると。。。 自分自身の「ぶれない軸」をもっていないから 鉄板として決めてしまったことを軸として揺るがないように しないといけないからではないでしょうか?
自分自身だけの「ぶれない軸」をもっていれば その軸さえ狂わなければ、いろんな事象に対して 白黒をはっきりさせずにグレーで居続けることもできるはずなのです。
例えば本著で例として取り上げられていたのは「環境問題」
現代人は生きているだけで環境に対してなんらかの負荷を かけています。 だから「オレには環境を語る権利はない」と決め込んでしまっているのは 白黒をはっきりさせすぎですね。
自動車には乗る。でもできること、例えばペットボトルの分別回収を したり、エアコンをこまめに消すなど、全部が「シロ」でなくても グレーとしてできることがあるはずなのです。
そして背骨を持っていれば・・・長期的に見て 「あなたの魂」を周りから感じてもらえるようになるはず。
よくいいますが、田舎のレストランにいって 「ラーメン&珈琲」というメニューを見てげんなりしたことは ありませんか?
どうせいくなら、ラーメン専門店、珈琲専門店で 食事をしたいと思うのはまるるちゃんだけではないはず。
自分自身のこだわり続ける「魂」を持った上で 行動したりビジネスをしていくことは。。。。 短期的に見ると損なことがあるかもしれませんが 長期的に見れば良いことがどんどんと起こってきますから・・・
・・・・・・明日に続く
●鉄板病 おち まさと (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4140812524/maruruchan-22/ref=nosim
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