| ●3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術 マーク富岡 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 交渉で成果を得てその後の関係もよくするには?
☆本から得た気づき : ▼『決断できる「呼び水」をだしてみよう』(昨日のご紹介) ▼『「お金」に甘くなるな』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『「お金」に甘くなるな』 「お金」を稼ぐことに、罪悪感を感じる割合が 日本人では高いのではないでしょうか?
江戸時代の身分制度、士農工商を考えればわかるように 4つの身分階級の中で、商人は一番卑しいものとされてきました。 実態としては、身分だけ高くて、一番苦しんでいたのは「農民」であると いわれていますが・・・
ですので、「お金」を惜しんでいる、たくさん稼ごうとしていると 周りに思われたくない 逆に、「お金」におおらかで、周りに花を持たせようとする そんな人が多いのではないでしょうか?
日本ではこれは美徳として扱われますが 日本という島を一歩出ると、実はこれは逆に作用するそうです。
本著でマークさんは 「世界でいちばんケチな国民は?」とたずねられたら、私はこう答える。 「日本人以外のすべての国民」 とジョークとしてですが書かれています。
つまり、日本人のお金に対する考え方は一般的に おおらかで望ましいのではなく、「甘い」のだそうです。
その結果、ビジネスセンスに乏しく、尊敬に値しない相手であると とらえられてしまうとか。
すると、せっかくパートナーとしてつきあっていきたいから 譲った行動が、相手の信頼を損ねてしまうということが 起こってしまうのです。
わかってないと怖いです。 私自身は、海外と「ビジネス」を全面に責任者として でてやったことがなかったのですが、このコトをしれてよかったです!
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『長期的なことを見据えて、主張するべきコトは主張する』 ひけるところはひいて、Win-Winになる ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ わたしたちの「暗黙の前提」が通じるのは やはり同質な「共通言語」を持っているもの同士だけ。
昔であれば日本人同士は、ほぼ共通言語がありましたが 現在では、その日本人同士でも共通言語という前提が乏しくて お互いの思いが空回りしていることがあるのではないか? と思うのです。
となれば、ましてや外国人との交渉事になると 一歩先はなにも見えないと同じ。
そのときに、どう取り組んでいくのがいいのか? その実例を豊富に挙げているのが本著であると思います。
本著のマークさんとは、出かけたセミナーで 近くに座らせていただいたのがご縁のはじめでした。
さすが、いろんな海外で交渉されているだけ会って 第一印象のよさはばっちり(笑) ほんと私も見習いたいと思います。
私は元々交渉事は避けてきたくちですが 起業してからはそうも言っていられないので だんだんと取り組めるようになってきました。
いちど取り組むとそのおもしろさや楽しさがみえて やることが好きになりますねー。
やっぱり成功体験は大事です。
●3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術 マーク富岡 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/476319819X/maruruchan-22/ref=nosim
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