| "2007/01/31(Wed) 15:06:38 編集(投稿者)
●売れる仕掛けはこうしてつくる―成功企業のマーケティング 栗木 契 (編集), 清水 信年 (編集), 余田 拓郎 (編集)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 仕掛けを作るときのタネは?
☆本から得た気づき : ▼『市場をつくり出す、そして隣接へ』(昨日のご紹介) ▼『何をする会社か?』(昨日のご紹介) ▼『自分の土俵を見失わない』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『自分の土俵を見失わない』 他の成功事例をまねするのが成功への第一歩 確かに、これは正しいのですが その際に忘れてしまってはいけないことがあります。
それは・・・・「自分の土俵を見失わないこと」 ではないでしょうか?
というのは、成功事例というのは当然ながら一つでは ありません。 だからこそ、「どの成功事例をまねするのか?」 というところをきちんと考えないと いかんわけですね。
本著の例で挙げられていたのは「マクドナルド」と「モスバーガー」 ともにハンバーガーのチェーン店ですが
マクドナルド:固定費の割合が高く、損益分岐点が高い。 その分、追加コストは低い
モスバーガー:固定費が低く、損益分岐点が低い 個数に比例してコストがかかる
という特徴を持っています。
ということは・・・マクドナルドが低価格路線で 販売個数を上げる戦略をとることは正しいことですね。 個数が増えていってもオペレーションコストがかからないのですから。
しかし、モスバーガーが同じ戦略をとろうとすると・・・ 自分が持っている特徴を殺してしまいます。 それでは駄目なわけです。
成功事例はとっても参考になるものですから 常に研究を続けていきたいですが、あくまで自分の持っている 事業体質をちゃんと考慮してから導入するかどうかを 決めないといけませんね。
あ、これは個人でも同じことですよ。
「○○すると稼げる!」という情報はあふれています。 それを研究するのもいいですが、あくまで自分の人としての性質に 向いていることをしないと・・・いけませんからね(笑)
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『自分のもつコアをどう拡大するか』 コアがしっかりしていると拡大できる ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 先日のまるるちゃんが講師をさせていただいたときに お話をさせていただいたのですが 「自分の持っているスキルの棚卸し」が大事だと思います。
これまでの人生でやってきたことって 何であっても、決して無駄になりませんし 無駄どころか、かならず「ネタ」になります。
でも・・・まるるちゃんもそうだったのですが 自分の「経験」って系統立てて把握している人って なかなかいないんですよね。
では、どうするのか?というと 「書き出してみませんか」となります(笑)
まじめな話、自分のこれまでにやってきたことを 書き出すのは結構大変です。 数時間はかかります。
でも一度やってしまうと・・・ あ、では「これ」と「あれ」をつなげると ネタになるかも!という話がごろごろしているはずなんですよね。
何をやろうか迷っているのであれば このような作業を通じて「コア」につながるものを 見つけられると思いますよ♪
●売れる仕掛けはこうしてつくる―成功企業のマーケティング 栗木 契 (編集), 清水 信年 (編集), 余田 拓郎 (編集) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4532312981/maruruchan-22/ref=nosim
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