| ●小飼弾の 「仕組み」進化論 小飼 弾 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 仕組みの作り方、使い方とは
☆本から得た気づき : ▼『生き残ることが大事』(前回のご紹介) ▼『仕組みはつかってナンボ』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『仕組みはつかってナンボ』 「仕組みは大事」ということは 暗黙知のようにいわれていますが、 さて本当はどんな前提条件があるのでしょうか?
仕組み・・・つくるだけつくって、放置していたのでは 日本中の至る所にある「ハコモノ」の建物と 同じ運命をたどります。
それは、、作るのにかかったコストと 運営維持にかかるコストを垂れ流すだけで まったく元が取れないという運命を。
仕組みを作ることの大事さは それを繰り返し使うことによって元が取れるかどうか? という視点を常に持っていないといけないところに あるのです
もちろん「予測」からスタートしますから それが当たらない場合があるのは当然です。
ただ「繰り返し使う」ことを前提にして 仕組み作りをしてしまうと それならば、手動でやった方がはやいし手間もかからない ということになりかねません。
なぜなら「仕組み作り」をする場合には いろいろな「例外」であったり、運営者のスキルに依存しない 仕組み作りをしないといけないので 作成する段階でいろいろと考えないといけないからです。
ただし、、、実は一つだけ例外があります。 それは本著で取り上げられている 安全性を確保するための仕組み
です。
できれば一度も使いたくないけど、いざ必要なときには 確実に動いてくれないと困る仕組み
と小飼さんが表現されているこの仕組みは ほんと重要なんだけど、使わないことを願う仕組みですよね。
そこには「効率性」の入り込む余地はありません。 安全と効率性のどちらを優先するか?の答えは 現代では自明であることを願うならば・・・。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『なんのために仕組みを作るのかを常に考えること』 その結果、必要で有用なものができる ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 「仕組み」論の本としては、類書にみないような 内容の本を読むことができました。
小飼さんは、ご存じの方も多いと思いますが アルファーブロガーとして、大きな影響力をお持ちの方。
その小飼さんがプログラマー、ブロガーというご経歴を この本著に込められているような気がして とっても共感して読むことができました。
先日の水野さんの「法則のトリセツ」 http://jikokei.enbiji.com/2009/03/_by_58.html の記念パーティで、初めて小飼さんにお会いして おはなしさせていただいたのですが 見た目?と違ってとてもきさくなお話をしてくださる方で とっても楽しかったことを覚えています。 いまはすべての面において及ばない方なので まずはご記憶に残るような「仕組み」づくりで 実績を持ちたいなと(笑)
●小飼弾の 「仕組み」進化論 小飼 弾 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4534045220/maruruchan-22/ref=nosim
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