| ●アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略 鈴木 貴博 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 会社の生存力のキーは?
☆本から得た気づき : ▼『自分に有利な土俵を選ぶ』(昨日のご紹介) ▼『異なる次元をみる:カテゴリーがはっきりしない』(昨日のご紹介) ▼『いかに早く帰ってもらえるか:機能性サービス』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『いかに早く帰ってもらえるか:機能性サービス』 いかにして、店内の滞在時間を延ばして お客様にたくさんの購入をしていただくか。
この思考法が、小売店などの発想の元に あるのではないかとおもいます。
例えば、有名な「ドンキホーテ」などは 陳列を独自に工夫して、テーマパークのように お客さんに楽しんでもらって「宝探し」の感覚で 買い物をしてもらったりであるとか、
100円ショップに行くと、考えてなかったものまで 買ってしまう(笑)
このあたりはすべて「滞在時間が長くなる」ことによって 売上が高まっている論理だと思います。
ところが・・・・富裕層相手のビジネスをしていくと 実は、この真逆の発想が必要になることがあります。
それは「いかにして早く帰ってもらえるか?」 というところに特長を置いたサービスを提供すると言うこと。
ん?ですか??
なぜか・・・・・それは 「時間」に対して重きを置いて人生を送ってる人たちに 対しては、いかにして彼らの時間を「使わせないか」というところに 焦点を置いてサービスを提供しないといけないからです。
例えば、レンタカーサービス。 海外に行かれた方はご経験があるかもしれませんが プレミアムなサービスを申し込んでおくと、 事務所にて面倒な事務手続きを一切省いて いきなり目的の車のところに連れて行ってそのまま レンタカーに乗れるようなサービスがあるのです。
空港から事務所までバスに乗り、事務所に行き 手続きをする。これだけで結構面倒な作業ですよね?
それが一気に短縮できるとしたら・・・ 時間を大切にするエクゼクティブならば喜んで利用するでしょう。
富裕層でなくても、他の人の時間を代行してあげる サービスというのは必ず需要があります。
その「代行」をいかにして、効率よくこなすことができるか? つまり「低コスト」で「高い価値」を提供できるか?
これを実現できるならば、それだけで 大きなビジネスチャンスです!
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『有利な土俵を選ぼう』 それだけで労力が何倍も違ってくる ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 本著では8つの事例を元にいろいろと解説があるのですが とってもおもしろいです。
本屋さんの店頭で見つけて、即決で買いました(笑)
タイトルは「アマゾン」がなぜロングテールで 「2度笑うのか?」についても書かれているのですが・・・
すでに有名なとおり、普通のリアルな本屋さんでは 置くことができない、在庫も ネットで販売しているアマゾンならば品揃えとして 提供できることが、ロングテールの魅力です。
でも、それだけじゃなくて・・・・ 実は「在庫なし」でも販売できる!というところは 小売業の常識からすると、とんでもない魅力なんですね。
確かに、アマゾンの画面でたまに 「発送まで3〜5週間程度」というときがあります。
これはつまり「アマゾンに在庫がない」ということだとおもうのですが それでも販売ができていますよね?
もちろん機会損失でお客様がいなくなる可能性もありますが 他にどこでも売ってないようなものであれば 在庫なしで販売ができる
在庫分のコストを出版社が抱えながら アマゾンが利益をだすことができるのも ロングテールのおかげなのです♪
まるるちゃんもアマゾンのヘビーユーザーですが そんな分析もあったとは・・・
●アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略 鈴木 貴博 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062820315/maruruchan-22/ref=nosim
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