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Re[1]: 僕は君たちに武器を配りたい
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□投稿者/ まるるちゃん@エンビジ 一般人(33回)-(2012/03/19(Mon) 15:32:26)
| | | | | ●僕は君たちに武器を配りたい 瀧本 哲史 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : これからの時代をサバイバルしていくためには?
☆本から学んだこと : ▼『「スペシャリティー」という名の武器』(前回のご紹介) ▼『お客様が共感できるストーリーをもつこと』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から学んだこと(続き)
▼『お客様が共感できるストーリーをもつこと』 私が中高生時代の頃、「世界の工場」といえば、日本でした。
今もそうだ!・・・というご意見もあるかと思いますが、 シェアからすれば、中国や外国製品にその座を奪われているように 思われます。
Made in China
を筆頭に、外国製品のものに囲まれて生活しているのを実感します。
高いレベル(技術など)を持った商品やサービスを作ったとしても、 その数年後には真似をされたり、さらに上回った技術を持った製品が 登場してきたりして、その座も安泰とは言えません。
商品やサービスそのもので差をつけることがむずかしい 世の中になっています。
本書の中ではお客様が共感できるストーリーをもつことが 武器として紹介されています。
一つの事例として、文具メーカー「キングジム」の「ポメラ」が 取り上げられています。
ご存じの方も多いかと思いますが、 テキスト入力に特化した電子メモ帳です。
ポメラの企画会議の中で、役員15名中14名が反対したと いうものですが、「お客様が待ち望んだものだ!」という唯一の役員の 絶賛したことから、発売になりました。
実際に発売されてみると、ライターやブロガーなど、 毎日、テキスト入力する人々の間で大いに話題になり、 ヒット商品になりました。
マス(大衆)には受け入れられなくとも、 熱烈なお客様の支持が得られる商品の好例です。
お客様と開発者の思い(ストーリー)が一致すると いい意味で化学反応を起こしやすいのだろうと思いました。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『ヒト、モノ、カネの流れを研究しろ!』 遠くのものではなく、自分の身のまわりから。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 「武器」というタイトルから過激で物騒な本?
・・・と思ったり、
本の帯から察するに、20代の若者をターゲットにしているので、 私にはあまり関係ないか・・・と思って読み始めました。
でも、最近思っていたモヤモヤしていたことがこの本の中で 述べられていたり、また共感できる部分もいくつかあったりで、 時間を忘れるくらいおもしろい本でした。
この本の中にはいろんな対比が登場します。
・投資家的な労働 vs サラリーマン的な労働
・奴隷の勉強 vs 自由人の勉強
・社会主義的な資本主義vsむき出しの資本主義
・儲かる漁師 vs 儲からない漁師
物事を一面的に捉える傾向がありますが、視野が広がった気がしました。
一読されていない方で、上記の対比に少しでも興味をお持ちのある方には オススメです。
自分がどっちのタイプかというのを想像しながら 読むと楽しいかもしれません。
●僕は君たちに武器を配りたい 瀧本 哲史 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062170663/maruruchan-22/ref=nosim
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