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Re[1]: 気づく仕事
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□投稿者/ まるるちゃん@エンビジ 付き人(75回)-(2013/03/12(Tue) 15:05:52)
| | | | | ●気づく仕事 博報堂研究開発局 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 気づき脳を全開にするにはどうしたらいいですか?
☆本から学んだこと : ▼『気づきとはなにか?』(前回のご紹介) ▼『みんなで気づくための考え方:「共同脳空間」』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から学んだこと(続き)
▼『みんなで気づくための考え方:「共同脳空間」』 あなたは「会議」と「打ち合わせ」の違いを考えたことがありますか?
「会議」というのは大人数で面々が揃い、議事に従って進行し、 決めごとをするもの、一方的で堅苦しいという印象を 私は持っています・・・。(苦笑)
一方、「打ち合わせ」は仲間内でちょっと集まって・・・と いうような軽い感じがしています。
そもそも「打ち合わせ」というのは雅楽の演奏に由来する言葉なの だそうです。
楽器の演奏者がリズムを合わせるために「しゃく」という細長い板 (=聖徳太子が肖像画の中で持っているもの)を使って、 拍子を取ることを「打ち合わせ」と呼んだのだそうな。
雅楽の世界では指揮者がいないため、 リズムを取ることができないのかもしれませんね。 ※素人考えですが・・
よって、参加者が自発的にお互いに打ち合うことによって、 共同でリズムを合わせているのかもしれません。 会議と打ち合わせの違いは、このようなものであると本書では 論じています。
別の音楽でたとえるのであれば、打ち合わせはジャズの 「ジャムセッション」になります。
ジャズは即興で演奏しつつも、他人の演奏を聴きながらリズムに合わせて でます。
個人の自由奔放な発想がネットワークされて、 グルーブ=ノリを共有することを「共同脳空間」であると。
このような共同脳空間によって、気づきが得られ、 個人の発想や思考を超えたものが生まれていくことがあるのだそうです。
確かに一人で悶々としているよりも、人と打ち合わせをしていく中で 解決したり、新たな発見ができることがありますよね。
冒頭で「打ち合わせ」は軽いものと書きましたが、 決して軽んずると言う意味ではなく 「軽いリズム」でクリエイトするものと言うことかもしれません。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『打ち合わせ時の言葉に気を遣ってみる』 気づきを最大にするためのエネルギーの第一歩 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 本書を読んで最初に思ったのは、言葉を軽視してはいけないな ということを感じました。
サラッと読めそうで読めない奥の深い一冊でした。
気づきを得るためのエッセンスとして、 「気づきの道具箱」として曼荼羅(マンダラ)が まとめられていましたが、これはなかなか使えそうですよ〜。
手元に置いておき、打ち合わせ前に目を通しておくといいかもと おもいました。
●気づく仕事 博報堂研究開発局 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4087860140/maruruchan-22/ref=nosim
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