| ●ビームス戦略―時代の変化を常に先取りするマーケティングとは 川島 蓉子 (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『常に第一線にいるとは?』
栄枯盛衰が通常はあるはずですから ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『時代にミーハー』 『空気を読む』
『生活者の視点』 『多面体』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★ 『時代にミーハーとは?』 どうやって常に最先端にいるんだろうか? ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『時代の目利き』 ▼『消費の自由裁量』 ▼『市場の臨界点をどう設定するか?』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『時代の目利き』 市場トレンドをつかまないと、ついていけない時代になった と言われています。
一時前であれば、そのトレンドの変化はとっても緩やかだったので おおまかな流れさえつかんでいればよかったし 実際、何を作っても売れると言われた時代も比較的 長く続いていましたから、特に気にする必要もありませんでした。
が、今を見てみると、モノが余っている反面 使うと決めたところには、どんどんお金を消費している そんな感じですよね?
ということは、「いったい何が人気があるのか?」というところを 見つける力が必要なのです。
そんなときに、もっとも有利なのは実は「小売店」
なんでか?といえば、そうです 「お客様との距離が一番近い!」からなんです。
ということは、多数のお客様が求めているものという 生の情報を手に入れることができますよね。
ビームスも、お客様と直接お会いしている 店だからこそ、「時代の流れ」を読む目利き力を 持つことができたのかなと思います。
まるるちゃんの場合には、ファッションやインテリアのことは 全くわかりませんが(笑) ビジネスをしていくときの、流れというモノを 見抜けるような力は身につけたいと思っています。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼『消費の自由裁量』 さて、いきなり質問です。 あなたは、来ている服のすべては同じブランドで 統一されていますか???
な〜んて聴かれると、まず「YES」と答える人は ほとんどいないと思います。
#いらしたら、ごめんなさい。
ここで「YES」と答えないということは ある特定のブランドが選んだ「コーディネート」が 受けているのではなく、組み合わせ=「ブレンド」が 受けていることの証だと思うのです。
ブランドが選んだ場合には、選択肢がないですから 「それはお仕着せ」なんですね。 そして、それがブランドではなく、お店が 「このコーディネート一押し!」とした場合でも ビームスの社長の設楽さんは 「コーディネートよりはブレンド」を提唱されています。
これは着る人が自分で選ぶことで「服だけではなく」 「服と人が一体となって」ブレンドを作り上げていく イメージなんだそうです。
この導入タイミングが、とっても時代のトレンドにあっていたのでした。
というのは、ちょうど「プリクラ世代」といわれる 両親の両方共が戦後生まれの一番最初の世代が 購入者となってきた時代で、 彼らは、消費の自由裁量を幼いときから比較的潤沢に 与えられてきた経験を持って育ってきた世代でした。
なので、お仕着せではなく「自分で選べる」というところに とってもぴったりはまりこんだんです。
時代のトレンドを読むと言う意味では 実際に売れている物、売れそうな物を予測するだけではなく 「社会そのもの」を予測する力も求められるんですね。
・・・・・・明日に続く
●ビームス戦略―時代の変化を常に先取りするマーケティングとは 川島 蓉子 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569633730/maruruchan-22/ref=nosim
| |
|