| ●1億人を動かす技術 福士 睦 (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『マスが難しい時代なのに』
それと個人を動かすのが関連するのか? ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『コミュニケーションの「授業」』 『ポジショニング力』
『短く!無駄なく!』 『隙はどこ?』
★━━━━本の著者に聞いてみたいこと━━━━━━━━━━━★ 『すべてに通じるコミュニケーションとは?』 テレビから学ぶコミュニケーションとは ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から学んだこと ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『ポジショニング力』 ▼『情報伝達の定義は?』(次回のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『ポジショニング力』 実は、私自身は最近テレビをほとんど見ない人なので 本著について、コメントをする資格があるかどうかは 厳密にはわかりません。
ただ、本著を読みながら「テレビ」という素材も 学ぼうという意志を持ってみると、学びがある素材なんだな ということをあらためて実感しました。
テレビという媒体。 NHKを除けば、基本的に「広告料」というお金を元に 運営されていて、テレビ広告の削減に伴って 制作費が削減されていると言うことは昨今よくいわれていること。
このため、芸人さんなどの出演者をならべて セット替えナシで番組を作るという形態が確立されています。 (セットをかえるということは制作費がかさむので)
となると、その分出演者のコメント力によって 画面に「変化」をつくりださないことには 視聴者が飽きてしまって継続的に見てもらうことは できません。
われわれがコミュニケーションをとるときも 常に同じテンションで同じような話をする人が 嫌われると言うことを考えれば同じですよね?
さて、そんな出演者多数のいわゆる「ひな壇」。 実は、この「ひな壇」のどこに、どんな人を並べるか?
というポイントは非常に重要なことなのだそうです。
本著で、著者の福土さんがそのノウハウを 明らかにされているので、ぜひ読んでいただきたいのですが 読んでいて私が感じたのは
「全体を考えて、つまり「流れ」を考えて組み合わせられるか」
というポイント。
スポンサーの意向だからと、話がおもしろくない 新人アイドル軍団を 本当は話を盛り上げて欲しいポジションの席に おいてしまっては、見ている方からすると興ざめだし MCのほうも困ってしまいます。
そして同じ系統の人を隣り合わせるよりも 「隣にはちがうキャラクター」の人を座らせる方がいい。 つまり「隣に誰がすわらせるのか?」ということは 非常に大事なこと。
それによって、単独では生まれない「エネルギー」を 不自然ではなく、自然に生み出すことができる「場」を 作り出すことができますからね。
このあたりはビジネスにおける「チーム」作りと 共通するポイントがあるとおもいます。
・・・・・・後半に続く
●1億人を動かす技術 福士 睦 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478009155/maruruchan-22/ref=nosim
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