| ●フリー経済学入門 【知らないではすまされない! 世界を支配する「フリーミアム」の解説書】 苫米地英人 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : なぜフリーがはやるのか?
☆本から得た気づき : ▼『グーグルに存在する弱点とは』(前回のご紹介) ▼『お金には限界効用が働かない?』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『お金には限界効用が働かない?』 1杯目のビールはおししいけど 3杯目ともなってくるとそれほどおいしくない。
よくあることです(笑)
通常この例に挙げるまでもなく 同じコトを繰り返していると、その単位当たりの効果は どんどん下がってきます。
簡単に言えばこれが「限界効用」という考え方で それ以上増やしても効果がないのでやらない と思われる限界のことなのですが・・
この限界効用の考え方が働かないものがあります。
なんでしょう?
それが・・・「お金」なんです。
本著で苫米地博士が述べているように たとえ10億円の金融資産を持っていても 「もう満足だからいらない」ということにはならないのがお金。
だからどんどんと「拡大」の方向に進むのです。
これが世界中のマネーが際限なく拡大している理由な訳ですが それでも、バブルがはじけたりするということは ある程度の歯止めがかかったりすると考えると・・・
苫米地さんは「タダのものには限界効用が働かない」とおっしゃいます。
お金は・・・その実際の「価値」と考えられているモノに比べて 費用がタダ当然なので、限界効用が働きにくいのですが よりタダに近いモノは?と考えると
それが「情報」。
前回の記事で「グーグルが電気をきにしている」というネタを 書きましたが、情報を創り出しそして維持する費用は 紙幣以上に「タダ」に近いのです。
そこに目を付けると・・・・メルマガ=>ブログ=>ツイッター がなぜ生まれてきたのか?が見えてくるとおっしゃる博士の 理論にはうなずけますね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『限界効用を常に意識すること』 そして自分がそれをコントロールできるモノに取り組む ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 経済や会計でよく言われる言葉に「固定費」と「変動費」 というのがありますが、いわゆる変動費が ほとんどかからないのであれば、タダであっても 配ってしまえば、そのうちのある確率論で 有料のお客様になってもらえるという事実から みんなこの理論に走るわけです。
さて・・・・ホントなんでしょうか?(汗
前提条件に隠れていることがあるのでは? といつもわたしは思っています。 それは・・・
お客様が有料で何かを買ってくださるまでの タイムラグを耐えるだけの体力が 金銭的にも、従業員的にもあること
無料期間のうちに疲弊してしまってはなんにも ならないのです(^^;;)
そこを全く考えないでフリーを導入すると・・ 死にそうになりますからね。
●フリー経済学入門 【知らないではすまされない! 世界を支配する「フリーミアム」の解説書】 苫米地英人 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4894513897/maruruchan-22/ref=nosim
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