| ●解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント 青木 安輝 (著)
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『ソリューションフォーカスって何?』
文字としては理解していても・・・ ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『診断抜き』 『何を変えるか』
『フューチャーインパクト』 『ワーストシナリオ』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★ 『で、結局なんだろう?』 構成要素を知りたいな ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『「心」が介在すると向かない』 ▼『YESでYESを促進する』 ▼『ミニ・パーフェクトを探す』(明日のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『「心」が介在すると向かない』 問題を見つけたら、その原因や環境を分析して 改善していく。
そんな解決方法がこれまでは主流でしたし 実際に、日本の製造業の躍進もまさにこの「問題を消す」 というスタンスで行われてきました。
そのがんばりのおかげで 不良品率や精密さで世界ナンバーワンといえるくらいの 実力を獲得してきたんですね。
ん?ではその方法をこれからも踏襲すればいいじゃないか! と思いますが。。実はこの「問題にフォーカス」する方法は 産業の発展には多大な貢献をしてきましたが 人が絡む問題になると・・・・
実はうまくいかないのです。
自分に当てはめて考えてみればわかりますね。 まるるちゃんが、自分が正しいと思ってやっていることを まわりから「間違っている!」と高圧的に命令されたら 素直に直そうとするか?というと・・・・
残念ながらそこまで人間ができていません(笑)
自分が「やばいよな〜」と思っていることだったら 直そうとするにしても、まわりからの指令で直さざるを得なかった と言う形は余計に取りたくないと思うんですよね。
そして「心」がモノと違う点という意味では つねに「ばらつき」があるのではないでしょうか。
モノは常にほぼあるがままの形を持っていますし 入力に対してでてくる出力は一定なので なにか問題があれば、それに注目してみることで 結果を変えることができるかもしれませんが 「人」はそうはいかないからこそ 「問題にフォーカス」することは。。。得策ではないのですね。
ではどうやって解決策を出すのか?というときに でてくるのが「ソリューションフォーカス」なわけです。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼『YESでYESを促進する』 さて、そのソリューションフォーカス=解決志向 とは?一言で表すと
よくなったらどうなるのか?何が得られるのか?
という考えを持って行動することです。
つまり、「(問題が)解決された状態」を想定して 現状の問題がある状態が決して「固定された状態ではない」 と考えます。
すると「変化するモノである」と考えれば その変化の方向はどちらにすればいいのか? すると、どうなるのか? という思考に頭を切り換えるのですね。
変化に富むということはイコールさきほどまるるちゃんが 書いたように「ばらつき」があるということにつながりますから 人の「心」に向き合うときには性質が近いですね♪
そんな「心」を動かすためになにをするのか? という一つの事例として「YESでYESを促進する」 というものがあります。
これはすべてに行動が「よいこと」「悪いこと」だけで 構成されていないということから 使える方法だとまるるちゃんは思うのですが だれかの行動の中には、全体としては「問題」が あったとしても、その中に「例外」としてよい行動があるとおもうのです。
その「例外」を見つけてあげて、それを増やす! という方法をとってみましょう。
増やすためにまわりからよい行動をほめてあげたり それに対してなにかの報酬がでるとしたら・・
よい行動=YESをもとにしてさらにYESを 増やしていくことができるのではないでしょうか?
例外=変化に富んだ実態と考えることが出来れば 例外を増やしていくことで、実態自体を変えることができます。
その結果、問題自体がいつのまにか実態の変化にともなって 消失してしまう・・・
これありですよね? 別に問題に注目したいわけではなくて、 最終的に解決してくれれば、私たちとしてはハッピーな わけですから。
・・・・・・明日に続く
●解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント 青木 安輝 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4309243681/maruruchan-22/ref=nosim
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