| ●ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない! 森 時彦 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 逆境を変えるには?
☆本から得た気づき : ▼『解けない問題を解ける形にする』(昨日のご紹介) ▼『コンテクストとは?』(昨日のご紹介) ▼『全体=>セグメントで』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『全体=>セグメントで』 「いまある資源をなんとかして有効に活用しよう」
こう考えることは、よいことなのですが 逆にあだとなることもあります。
それは・・・新規ではなく、現状の逆境の状況を カイゼンしようとするとき。
今までのやり方を変えずに、うまくいくとおもうことは 奇跡を願うようなものです。
入力を変えず、やる人も変わらないのに アウトプットだけ変化することを望むのですからね。
よくありがちな話として本著にでてくるのが ・技術開発を先にして、その後で使い道=商品化を 考えてしまうやり方。
・営業に行く際に、会いに行きやすい人に会いに行く というやり方。
どちらも、元々持っている資源から発想しています。
実は、そうではなくて、
全体=>入るべきセグメント
という見方をしないと、うまくいってないものを 変更することはとっても難しい!
営業であれば、お客様の会社もしくは部門全体で 購入していると推定されるものを一覧にして どの部分の購入ジャンルを、自分たちの会社として攻めるのか? ということを考えていかないといけないわけです。
まるるちゃんもそうなのですが 人は「慣性力」に支配されがち。
つまり今やっている行動を変えるには その行動を続ける=慣性力、よりも より高いエネルギーが必要なのです!
そのための視点として全体から見て、最適なところを捜す というやり方を取っていかないといけませんね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『危機感の共有はエネルギーになる』 逆に持っていないと動かない。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ エネルギーがないと何にもやる気が起きない そんなことてないですか?
夜になって疲れてくると、「ああ、これは明日に回そう」 とやってしまうのも、エネルギーがないからなんですよね(笑)
ということは、何かうまくいってないことがあっても それを覆そうとするエネルギーがなければ そのまま惰性で走り続けてしまうのです。
会社でも倒産間際になるまで、「え、そんなにヤバイとは知らなかった」 という話を往々にして聞きます。
これも、社長だけが一生懸命がんばっていて メンバーに危機感の共有ができていなかったことが 原因の一つかもしれません。
中小零細企業の場合には リーダーのエネルギーの容量が、そのまま組織のエネルギーの容量に 直結しますから、先頭に立ってひっぱっていっても 壊れないだけのエネルギーをまるるちゃんも 身につけたい!そんな風に思います。
そのエネルギーがあれば、組織の力も高めることが できますからね。
●ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない! 森 時彦 (著) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478360952/maruruchan-22/ref=nosim
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