| ●高くても飛ぶように売れる客単価アップの法則 ―「安くなければ売れない」は間違いです 村松 達夫 (著) http://standby.jp/p/
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : ビジネスで単価を上げてお客様からも感謝されるためには?
☆本から得た気づき : ▼『単価が高くても満足してもらう? 』(昨日のご紹介) ▼『絶対欲しくなる、そのステップは?』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『絶対欲しくなる、そのステップは?』 では、その3つのステップとはなんでしょう?
・商品を演出する ・提供のしかたを工夫する ・お客様自身の期待感を高める
という方法により、商品以外のところに商品価値を作り出すと 本著では述べています。
全部をココ【エンビジ】で紹介するスペースはないので 3つめの「期待感」に絞ってご紹介したいと思います。
昨日も述べたように、お客様が感じる価値と価格によってのみ 購入してもらえる価格の妥当性は決定されます。 妥当性は、お客様が判断することだからですね。
では。。。感じる価値というのはどの段階の価値でしょうか? 使った後の価値?使う前の価値? と考えてみると、購入する段階の価格に関しては 使用経験がないわけですから「使う前の価値」で比較されることに なります。
ですから。。。あなたの商品やサービスを購入した後に 得ることができるメリットへの期待感によって決定されると 思いませんか?
では、その期待感をどのようにして高めるのか? というところを著者の村松さんに聞いてみると・・
本著では5つのネタを挙げられているのですが その1つに「知れば必ず欲しくなるためのしかけ」というのがあります。
これは、私が思うに「人の知りたい」という欲求をきっちり 刺激しているのだと思いますが 「その商品の真価」を知らないお客様に教えてあげる=ティーチング というやり方です。
事例としてDVDレンタルのお店で、貸し出し数が多くない無名の作品 だけども隠れた名作をレンタルしてもらうために ・あなたの初恋を思い出しながら観ると泣けます ・男友達と2人で観ると盛り上がります というPOPを掲げたのだそうです。
すると。。。レンタル数も伸び、さらには 「このとおりに観たら本当に良かった」と好評をいただいたとか。
気がついてない「価値」を知ると、その価値を体験してみたい! というお客様はかなりいます。 そして、情報が多すぎる現代だからこそ その価値に気がついていない人もたくさんいることを考えれば うまくいく方法ですよね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『単価に見合うだけの価値を提供する』 するとお互いにWin-Win ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ さて「期待感を上げる」ということばかりに注力すると 実は落とし穴が待っています。
それは、「利用後に感じた価値」。
もし期待感を煽るだけ煽っておいて、購入後に使ってみたところ それが全然期待に添わない場合・・・ 「騙された!」という感情が生まれてしまいます。
すると、そう、「逆口コミ」が発生して 新しいお客様へどんどん「あれはよくなかった」という評判が広まり 当然リピートも期待できません。
逆に、購入した後で、サプライズ的に価値が提供されると 「ココまでしてくれるのか!」とファンになってくれる可能性が 非常に高くなります。
そう考えると、顧客単価を高くするために「期待値を高める」ことと 購入後にその期待値を上回るだけの価値を提供することの 2つを同時にやる!という難しい作業が待っています(笑)
逆に、そんな困難なさじ加減を行うことによって それが成功した会社やサービスだけが、高収益を楽しんでいくことに なるのでしょうね。
●高くても飛ぶように売れる客単価アップの法則 ―「安くなければ売れない」は間違いです 村松 達夫 (著) http://standby.jp/p/
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