| ●36倍売れた! 仕組み思考術 田中 正博 (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 個人に頼らない仕組みとは?
☆本から得た気づき : ▼『誰でも出来ること』(昨日のご紹介) ▼『時間と労力の壁を越える』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『時間と労力の壁を越える』 さて、そんな分解した「仕組み」を作る際に 何を考えておかないといけないのか?
といえば、前回は「天才に依存しない」ということについて ふれましたが、もう一つ考えておきたいことがあります。
それは、時間と労力の壁を越えるように作る ということ。
飛び込み営業という「仕組み」を作ったとしましょう。 飛び込み営業と言うことは、あるエリアを決めて 歩き回ることから始まります。
そして、その成功率は・・・ 当然ながら低いものです。 無駄な労力が大量に発生します。
「それでも、利益がでているんだから 確率論で勝負すればいいよ」
そんな考え方もあるのですが、確率論で勝負していいのは 労力の無駄が発生しない「仕組み」のときだけ。
たとえば、ホームページにアクセスを呼びこむための なんからの手法が、労力なしで出来るのであれば 確率論で勝負してもよいとおもうのです。 コストなしで、たとえ少なくても成約する可能性が あるのですから。
上記の方法はある意味「労力の壁」をテクノロジーで超えた方法と いえるかもしれません。
しかし、現実に時間と労力がかかってしまうのであれば そのコストをどのようにして下げていくのか? を考えていく方が現実的。
そこで本著の著者の田中さんが取った手法が テレアポ+DMの合わせ技。
通常テレアポは、訪問の許可をとるために使われる手法で 売り込みに来てほしくないよーというお客さんからは 嫌われることもしばしば。
ところが、この手法では「DM送付の許可」をとることのみに 絞っているため、 ・テレアポに関しても敷居が低い ・許可をもらった後でDMを送付するため 無断で送付するよりも効果が高い という2つの大きな改善点があるのです。
ところで確認してみると、どちらも 大きな時間のロスと労力のロスがないですよね?
そして、天才でなければできない営業ツールでも なくなってます。
時間と労力の観点から考えてみると、いろんなことが 改善していくのではないでしょうかということを はっきりと目の当たりに出来る事例だと思います。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『労力と時間の観点を持とう』 自分のところでも改善ができる ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ いろんなことをやろうとすると 必ずあるステージを迎えます。
それは、自分の時間がなくなってしまい ハングアップする(笑)
そして、その次に人に委任するという段階に なってくるはず。
そのときに、自分が思っていることがなかなか伝わらずに うまく回せないから任せられない と感じるかもしれませんが・・・・
そのときに「だれでもデキル形に落とし込む」ということが 非常に大事なわけです。
そのために、最初の初期コストをかけたとしても 裏でやっていることを見せずにすむような インタフェースを持ったシステムを作ったりする方が トータルでかかるコストが低減されるはず。
いつもそうおもって、可能なことは システム化するようにしています。
その分、いったいいくつあるんだ というくらい仕組みが増えていきますけどね(笑)
その成功体験と、失敗の経験は 次に作るものをよりよいものにしてくれると思っています。
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