| ●ザグを探せ! 最強のブランドをつくるために マーティ・ニューマイヤー (著)
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : ビジネスを成長させるキーファクターとは
☆本から得た気づき : ▼『誰もいないところをねらえ』(前回のご紹介) ▼『グー・チョキ・パーの法則』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から得た気づき(続き)
▼『グー・チョキ・パーの法則』 ひとつめのブランドを成功させると つぎにどうしよう?と企業の多くは考えて 新しいブランドを創り出すことを考え始めます。
これは、ひとつのブランドに頼り続けることの「リスク」を 肌で感じている経営者が、とる自然なリスク回避の動きでもありますから おかしなことではありません・・・。
複数に増やすと言うことは 「フォーカス」が甘くなると言うこと=集中性が薄れること ですから、それがいいことなのか?という疑問がでてくるかもしれません。
それを本著では「グー・チョキ・パー」の法則として うまくまとめています。
チョキ:多くの場合1種類しか持たない フォーカスが極端に鋭い
グー:フォーカスはチョキよりも低いが、勢いがある パー:勢いは失うが「規模が大きくネットワークがある」
じゃんけんと同じで、誰と戦うのか?で優劣は変わるのです。
パーとグーが戦えば、規模の勝負となりパーが勝ち チョキとパーが戦えばその「領域」においては フォーカス勝負となりチョキが切り裂く。
であるからこそ、自社の「ポジショニング」は どこなんだろうか?ということを、常に考え ライバルによってその形態を変えていくことが 必要になってくるのかもしれません。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『誰もいないところをねらう』 ちゃんとヒットになりそうなところを ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 誰もいないところをねらえ! というのは「ブルーオーシャン戦略」でもいわれることです。
ただひとつだけ忘れてはいけないことが あると私は思っています。
それは・・・「ファールエリア」にボールを落としても ヒットにならないということ。
誰もいないからと言ってそこに「需要」が全くない可能性も ありますし、ルールに反する場合だってあります。
そうなってくると・・・本来の目的を逸脱 してしまいますね。
せっかくの使ったエネルギーが無駄になってしまいますから。
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