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風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー [by 伊藤 信吾 (著) ]

2006-10-05
風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー 風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー
伊藤 信吾

講談社 2006-08
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おすすめ平均

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posted at 2006/10/05

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『あのジョニーが!』

   知っている人は知っている名物ですね。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『男前』   『デザートでいいじゃねえか』

 『妄想こそ』   『キャラ先行』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『なぜジョニーは売れたのか?』
                              
   はっきり言って異端児です(笑)
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『デザートでいいじゃねえか』
 ▼『妄想こそ創造の原点』
 ▼『世界観がなきゃ売れない』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『デザートでいいじゃねえか』
  豆腐ってさっぱりした味が特徴ですよね?
  
  夏であれば、冷や奴。
  冬であれば、湯豆腐。

  どちらも、豆腐自体の味は濃厚な物ではなく
  あっさりとした食感が好まれる=>というよりそれが当然だ
  という風にまるるちゃんも含めてみんなが思っているともいます。

 
  ところが・・・・
  本著のタイトルにもなっている商品
  「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」は・・・・

     濃厚で甘いんです!

  初めて食べるとびっくりするかもしれません。

  &豆腐だと思って食べると余計に(笑)

  でも、伊藤さんはどうしたかったか?というと・・・

  「デザートでいいじゃねえか!」という想いだったと
  おっしゃいます。

  新製品を出す際に、
     従来の豆腐の延長ではなく
     全く新しい食べ物が作りたかった。

  という考えなんですね。

  もちろん当たるかはずれるかは大きな賭でもあります。

  でも・・・・・
  従来路線で進むと言うことは、商品のライフサイクルが
  衰退期に入っている場合には・・・
  明らかにじり貧です。

  業界全体として売れない物を一生懸命改良している
  状況ですからね。

  そういうときには「全く新しい物」にチャレンジすることは
  大きな価値があると言うことですね。

  その勇気をもっているのであれば。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『妄想こそ創造の原点』
  ビジネスをやろうと思ったら・・・いろんなことを
  考えますよね??

  いくつもきら星のように浮かんできたアイデアから・・・
  実際に物になるのはホントにホンの一握り。

  だからこそ、いろいろと考えるのですが
  その中にも「妄想」とも言えるようなものも
  必要なんです。

  妄想ってなんでしょうか?

  ウィキペディア(Wikipedia)で引いてみると
    「非合理的かつ訂正不能な思いこみのこと」
  という言葉で始まります。

  ただ、今自分がいる業界の「常識」にはまってしまって
  その外にある考え方を「妄想」としてとらえてしまう可能性だって
  あるんですよ。

  だからこそ、いろんな「妄想」を頭の中で浮かべることが
  実は創造を生むためには必要なことなんです。

  人はステージが異なる世界のことは創造できません。

  
  まるるちゃんも、メルマガを読んでいるだけの頃は
  作者の立場って想像できませんでした。

  サラリーマン研究者をしていたころには
  いろんな人に常にあって刺激を受けることの大事さも
  実感できてませんでしたね。

  なってみればわかることでも、なるまでには
  大きなハードルがあるんですよね。

  このハードルを越えるパワーになるのが「妄想」
  なのかもしれませんから、常にいろんなことを考えます。

  というか、楽しいからほっといても
  頭に浮かんでくるんですけどね。。。自分が楽しい妄想が(笑)

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『世界観がなきゃ売れない』
  著者の伊藤さんが「安い豆腐だけを作ることに未来がない」
  と考えた理由の一つが「キャラが弱い」ということだとおっしゃいます。

  どこのスーパーのバイヤーにもっていっても
  結局交渉のネタになるのは「価格」だけ。

  ということは際限なく低コスト化を推し進めないと
  いけなくなるのです。

  でも・・・その豆腐に強烈なキャラクターがあれば・・・

  他の商品じゃなくて「ジョニーがほしい!」と
  バイヤーに言われれば、、、こちらの方にある意味
  主導権がありますね?

  最近多いのが、「製法にこだわりました」
  「特別なこだわりの原材料を使っています」
  という紹介ですね。

  これも、キャラクターを強める方法の一つではありますが
  「ジョニー」の世界観はこれではないと伊藤さんはおっしゃいます。

  
  では何か???

   それは・・・「俺たちがかっこいいと思う物はこれです!」
  
  という世界観なんです。

  そしてその世界観に共感してくれる人が
  集まってくる流れ。

  この流れができあがってくると・・・ホント強いです。

  今や当たり前のように言われますが
  一番強く伝搬していくマーケティングはやはり「口コミ」
  
  口コミで広がっていくと言うことは=伝言ゲームですから
  それだけ強いメッセージ性がないと、、、、

  途中でとんでもないものに変わってしまいますからね(笑)

  

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『強烈な世界観が!』
                              
   少数派でも世界を広げる
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 まるるちゃんが初めて「豆腐屋ジョニー」のことを
 知ったのはやはり口コミでした。

 それもネットじゃなくて、普通に会社の同期と飲み会を
 しているときに
 「二子玉川の高島屋におもしろい豆腐が売っている。
  めっちゃおいしい!」ってね。

 そんな話を聞いたとき、「ん~二子玉川は遠くていけないな~」
 と思っていたのですが、
 数日後なぜか、近所のスーパーで見つけました。

 どうも、特集セールをしていたらしく、なんたる偶然(笑)

 もちろん、即座に買って帰ったのはいうまでもありません。

 しかし・・・このときは豆腐という固定観念があって
 醤油をかけて食べてしまい、失敗しました。

 ホントに甘いんですもの(笑)

 次にチャレンジする際には。。蜂蜜とかにしようと
 思っていますから♪

風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー
風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー

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