「東大脳」の作り方と使い方[by 中本 千晶]
生活情報センター (2004/10)
売り上げランキング: 26,500
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『どんな特徴があるの?』
┃
┃ やっぱり出身大学のことは気になりますね。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『コンプレックス』 『東大入試』
『勉強好き』 『クリエイティブじゃない』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『東大卒はどこが強みでどこが弱み?』
┃
┃ SWAT分析ですね。
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☆本から得た気づき
▼『3つのコンプレックス』
中本さんは東大脳がもつ3つのコンプレックスを
取り上げていらっしゃいます。
「逆学歴」「クリエイティブじゃない」
「世間で思われているほどできない」
特に1番目についてはとりあげてみましょう。
まだ世間的には「東大」というと、学歴ブランドとしては
一流として通用するといえますね。
でも、これがなかなか自分からアピールできないブランドなんです。
東大出身の方で、自分から積極的に出身をアピールしている人って
少なくないですか?
というのは、だいたいの場合において明かした時点で
相手から「引かれてしまう」からなんです。
引かれる=溝ができるということ。
特に、東大の女性の場合、合コンとかに出かけて大学名を
聞かれると、違う大学を答えることなどの涙ぐましい努力が・・・(^^;;)
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▼『7つの力-わしづかみ力』
では逆に強みはなんでしょう?
東大脳は東大入試を通じて作られることが多いと中本さんは
おっしゃいます。
そして、その東大の入試は、他の大学とは明らかに違う特徴があります。
それは、「記述式が多いこと」。
穴埋め問題や選択問題であったり、ただ「○○は何年の出来事ですか?」
といった問題はほとんどありません。
ということは、細かいことを覚えていなくても
全体の流れを把握できるかどうかが重要であるということ。
ということは、物事の「本質」をつかめる力がつくんです。
例えば歴史の問題で、年号を覚えていなかったとしても
○○世紀後半には××な出来事があって、その理由は△△な
背景に基づくと論旨展開できれば、それが回答として
立派になりたつんです。
でもね、そんなわしづかみ力にも問題があって・・・
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▼『0から1をつくろう!』
東大出身=官僚のイメージがどうしても強く、世間から目としては
「硬い奴」「面白みが少ない」などと思われていて
そして、その傾向はあたってないとはいえないのです。
試験勉強である程度成績がよかったからこその東大生ということは
「要領よく」やりぬくことに関してはとても得意なのですが
逆に、まったく無いところから発想するのはかなり大変。
そうなんです。東大脳が得意なのは「1を100にすること」
であって「0から1を作り出す」ことではないんです。
この差は大きいですよ(泣)
いくら「わしづかみ力」があっても、テーマを与えられないと
それが発揮されないなんて・・。
ということは「東大脳」は他の人から見たらとても便利ってこと。
だってテーマさえインプットすれば、ほっておいても答えが
でてくるんですから。
でも、万が一その東大脳が「自分でテーマをつくりだす」ことが
できたならば、それは鬼に金棒じゃないですか。
最初はできなかったとしても、足りない部分は
補っていけるように訓練しないといけませんね。
東大脳が東大入試で作られたように後天的なものなのですから。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『東大脳は自分で使えるように』
┃
┃ 人に使われるだけは面白くないですもんね
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「かしこい人の見分け方」人物ソムリエの藤島さんに
お勧めいただいた本です。
→ http://www.mag2.com/m/0000118741.htm
自身東大ご出身の藤島さん曰く
> しかし、この本で出てくる「東大生」のイメージは、
> 実にリアルに描かれており、いいところも悪いところも、とても納得がいき、、
> 今日のポイントでも取り上げた「学歴による逆コンプレックス」というのは、
> かえってイヤミのように受け止められることを恐れて、
> なかなかいいにくかったところを、
> 随分すぱっと言い切ったなと感心しました。
このお言葉に引かれて、買ってみようと思いました。
すると・・・共感するところ一杯。
東大の中のそれも女性の中本さんが、分析されている東大脳は
あたってること非常に多し!で楽しい本として読めました。
人に使ってもらうだけでなく、自分でもちゃんと使える東大脳で
ありたいと思います。
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