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羊のリーダーで終わるかライオンリーダーになるか―組織は上に立つ者で決まる [by 皆木 和義 (著), 市川 周 (著)]

2005-06-09
羊のリーダーで終わるかライオンリーダーになるか―組織は上に立つ者で決まる
皆木 和義 市川 周
中経出版 (2005/02)
売り上げランキング: 17,168
通常24時間以内に発送

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『リーダーにとっていいものは?』

   いいリーダーになりたい!
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『新芽』   『知の渦』

 『行動の渦』   『ぱくれ!』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『力を持ったリーダーになるには?』
                              
   能力の低いリーダーは最も害悪ですから。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『戦うことに情熱を持つ-最初の敵は「自分」』
 ▼『知を練り上げろ-知行合一』
 ▼『ぱくり返されるほどぱくれ!』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『戦うことに情熱を持つ-最初の敵は「自分」』
  ライオンのリーダーたるもの、常に「戦う情熱」をもっていますか?

  別に戦う相手は、ライバルばかりとは限りません。

  実はもっとも困難でかつ最初にあたる敵というのは「自分」なんです。

  自分を変えるのって大変じゃないですか?

  「タバコをやめる」「太らないように間食をやめる」
  「飲みすぎない」「仕事はほどほどに、家庭を大事にしよう!」

  いろんなことを決意しても、その決意はなかなか続きません。
  
  ちなみに上の項目の中にまるるちゃんに当てはまることもありますが
  それはないしょ(^^;;)

  話を元に戻すと「自己改造」ってかなりたいへんなんです。

  ではどうやってやるか?

  それが「自己分析」なんです。いわゆるSWOT分析ですね。
  自分の強み弱みを見つけ、環境分析(機会・脅威)を考慮するもの。

  でも、これが最初は大体の場合「自画像」レベルで終わってしまうんです。

  つまり自分の「理想」を予想してしまって終わり。
  現実とは遠い「自己分析」ができあがります。

  たとえば、自分の声を録音して聞いてみると「ショック」をうけることが
  多いといいます。
  これは実際に自分が思っている声と本当の声が違っているから。

  また、自分が思っている顔と写真に取ったときの顔がぜんぜん違って
  ショックということも(笑)

  だから「自己分析」はあくまで客観的にやらないとだめなんです。
  その後の自己改造につながっていかないですから。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『知を練り上げろ-知行合一』
  著者の市川さんは「現場から知を練り上げろ!」とおっしゃいます。

  これは、現場の最前線の人間が把握している情報を、組織の中で
  集めて、共有化していく。
  
  はっきり表面に出ていない「暗黙知」を「形式知」に変えていく!
  というものです。

  「事件は会議室で起きてるんじゃないんだ!現場で起きているんだ!」
  そうです、青島さん。そのとおりです!
  #ネタが通じない?ことはないですよね。

  
  そしてその際の具体的なやり方が本著の中であげられています。
  
  これは実際に本を読んでもらうのが一番わかりやすいです。
  特にその中の「挿絵」が。
  
  言葉で端的に説明するのはちょっと難しいのですが、
   【グループ討議を各レベルですること!】
  が秘訣なんです。

  最初は現場で、メンバーが全員が参加して討議。
  そして代表が、現場の「知」を持ち寄って、討議。
  さらにこれを最後のレベルまで繰り返します。

  そして、最後に決まったものをきちんと文書化(=形式知)して
  これを組織メンバー全員に配布します。
 

  すると、実際のこの形式知を決めるときに自らも参加していますから
  「これを作るのに俺も参加したんだ!」とより親しみを持ち
  実際に実行しよう!となるんです。

  これを「知行合一」として捕らえることができます。
  このこころは
    知ることは行うことの始まりであり
    実際に行うことで知るということが成就する
  というもの。

  まるるちゃんがことあるごとに触れている「アウトプットの大切さ」
  というのも、知る=インプットだけではなく、これを実際に何かしてみる
  ことがより深く知るための必要条件!ということだからです。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『ぱくり返されるほどぱくれ!』
  陸上などのスポーツで、よい記録がでる条件を聞いたことがありますか?
 
  それは「ライバルが存在する」こと。

  お互いに競い合うことで、【相互進化】するからなんです。

  たとえば「日本」と「アメリカ」。
  日本はこれまで「アメリカに追いつけ追い越せ」とまねばかりしていた
  というイメージがあるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

  たとえばGEの「シックスシグマ品質管理」。
  これは不良品の発生する率を百万分の3.4%以下!という
  驚異的な数字にするものを実現しているのですが
  実は元は東芝の「スリーシグマ品質管理=不良品0.3%以下」
  を基にしたものなんだそうです。

  もともと品質管理という分野ではアメリカのほうが先行していて
  日本はこれを学びました。いわゆる「QC=Quality Control」運動です。

  でもただ学ぶだけでなく、日本独自の進化をしたからこそ
  本家のアメリカが学びにくるまでになったんです。

  そして、今度はそのアメリカの進化版を日本が学ぶように。
  
  これってライバルが存在するからこそですよね♪

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『知行合一』
                              
   自ら考えたものは、実践するモチベーションになる。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 この本、ある日に本屋さんに山積みになっていたんです。

 「おもしろそうなタイトルだな~」っと。

 そのときは時間もあまりなかったので買わなかったのですが
 後日どうしてもそのときの印象が忘れられずに、買ってしまいました。

 
 その予感は正しかったようです♪
 いや~、あらゆる面から「リーダー」というものを捉えている!
 それが印象です。

 最後の決意に書かせていただいた「知行合一」
 この言葉自体は、もともと知っていたのです。
 江戸時代の学問として「陽明学」というものが、メインストリームでは
 ないものの、影響力をもっていたということを知っていたので。

 
 でも、それが実際の会社でこうやってやるといいんだ!
 という例が鮮やかに展開されていて、「なるほど!」と感じたんです。

 もちろん、知っていらっしゃる人にとって見れば
 当たり前のことなのかもしれません!

 
 でも、まるるちゃんにとっては新鮮でした。
 本をたくさん読んでいると、こういう驚き・喜びに出会える可能性が
 高くなるという点でとてもうれしいですね♪

 ところで【エンビジ】にとって、メルマガでのライバルが実はいます。
 というのも、創刊時期がほぼ同時で、まぐまぐのIDも2つ違い。

 そのかおるんさんの「とっとと英会話」はなんと先日1万部を
 突破しちゃいました。
 これに刺激を受けて【エンビジ】も1万部宣言をしてしまったわけです(笑)

 身近なところにライバルを自分で設定して
 競い合っていくというのもとてもいい方法だと思いますよ~。

 かおるんさんがどんな人か?はここをみるとわかります
  → http://www.enbiji.com/archives/2005/01/_50.html

羊のリーダーで終わるかライオンリーダーになるか―組織は上に立つ者で決まる
羊のリーダーで終わるかライオンリーダーになるか―組織は上に立つ者で決まる

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