ブランドは遊び心 銀座ママ麗子の成功の教えシリーズ [by 高橋 朗 (著)]
|  | ブランドは遊び心 銀座ママ麗子の成功の教えシリーズ 高橋 朗 ナナ・コーポレート・コミュニケーション  2005-07-25 posted at 2005/08/11 | 
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『第2弾!』
   第203&204号で紹介した書籍の続編なんです。
   http://www.enbiji.com/archives/2005/06/_by_49.html
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☆気になったキーワード
『尊敬』 『知的ラディカル』
『欲求-自己実現』 『理想像の崩壊』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『ブランドの提供するものはなんだろう?』
                              
   何を提供するからこそ、ブランドたる存在があるのか?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『知的ラディカル層-自分は自分』
 ▼『時間的価値に重きを置く』
 ▼『遊び心-粋に楽しむ』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『知的ラディカル層-自分は自分』
  戦後から高度成長期にかけて、日本人はみなある共通項がありました。
  それは「未来は明るい!今よりも豊かになる!」
  というものです。
つまり「上昇志向」があり、そしてそれがみな満たされていたのです。
  でも現在、すべての人の成功・上昇志向を満たすほどのキャパシティは
  残念ながらありません。
  で「ああもう仕方ないなあ~」と現状に「親和」してしまっている
  割合がかなり多いと著者の高橋さんは分析しています。
この層を「小市民的保守」と名づけました。
  でも彼らとは反対に、自分の夢を実現している層がいます。
  別にお金じゃなくてもいいんです。自分のやりたいことをやっている
  つまり「自己実現」という欲求の段階にいる人たちです。
彼らのことを「知的ラディカル層」と名づけました。
  彼らの特徴は【自分は自分】というスタンス。
  周りと比べてお金持ちだ!とか俺のほうが優れている!
  と振舞う【自我】の欲求ではない、もうひとつ上の段階にいる人たち
  なんです。
  だからこそ、彼ら「知的ラディカル層」の生き方に憧れる人たちが
  必ず存在します。
  「知的ラディカル層」をターゲットにすると、彼らだけではなく
  その周りの人たちもターゲットすることができる!
  &「知的ラディカル層」は自分たちのライフスタイルに合う!と
  思えば、お金を使うことにマイナスの感情はないのです。
  まるるちゃんは・・・・まだ「自己実現」と「自我」の欲求の
  間くらいにいるような気がします。
  がんばってもがいている感じですね(笑)
  - – – – – – – – – – – – – – – – – – 
 ▼『時間的価値に重きを置く』
  彼ら「知的ラディカル層」は、先ほども書いたように
  「自己実現」に重きをおいて生きています。
 
  ですから「目的を持った豊かな意義のある時間を過ごす」
  ことが最重要なテーマなのです。
  ということはもっともしてはいけないことは
  「時間を浪費させること」
  わけもわからず「待たされること」をもっとも嫌います。
  お店の入り口で、タダ待っていてください!とか
  お店で料理をタダぼーっとまっているなどなど。
  でも、お店で料理を待っている理由が
  「本格的なパスタをご提供するために、いちからつくっているんです!」
  とちゃんと理由を説明してもらって、それに納得できれば
  「自分の納得する意義のある時間」ということで
  このことを「時間の浪費」とは思わないのです。
  例えば、まるるちゃんの場合、意味のない愚痴がでてくるような
  「飲み会」は時間の無駄だと感じます。
  でも、同じ飲み会でも「人脈を作ったり」「夢を語ることができる」
  「濃い情報を交換できる」会合であれば、でることに
  とても意味があると思ってます♪
  まさに「その時間の使い方」に自分自身が納得できるのかどうか?
  ということですよね。
  だから、芸術センスの低いまるるちゃんは
  芸術鑑賞をしていると意義が感じられずに眠くなる?(笑)
  - – – – – – – – – – – – – – – – – – 
 ▼『遊び心-粋に楽しむ』
  では、時間的価値に重きを置くということは
  時間を節約しよう!ということなんでしょうか?
  
  いやいや、違います。それではお金を稼ごう!だけが
  目的になっていると同じです。
  
  あくまで目的は「自分の豊かな時間を持つこと」
ですから、「時間を楽しむ!」ということもできないといけないのです。
  その心は「遊び心♪」ということなんですよね。
  
  例えば風景を見たときに、風景自身も楽しみますが
  その風景を2度と見ることができないかもしれない~!
  と今共有しているこの「時間」も楽しむ【粋な】こころをもてるか?
  ってことなんです。
  だからこそ、ブランドが価値をもつんですね?
  え?なぜかって?
  それはブランドが形成されるまでには大体の場合「時間」が
  かかります。
  今手元に持っている「ブランド」には、そのモノだけの価値に加えて
  積み重ねられてきた『歴史』という価値も含まれているのですから。
  まるるちゃんは、エンジニアなのに実は結構「歴史好き」なんです。
  理系の大学に進んでいなければ、たぶん歴史関係も
  選択肢の一つだったんじゃないかな~と思います♪
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『時間的価値を提供する』
                              
   ただ「時間を短縮する」だけではだめ
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 痛たたたた・・
 まるるちゃんは「時間がほしくて」時間短縮の<コト>を
 提供してくれるものに比較的高い評価をおくのですが
 それだけでは「ブランド」になれないのです。
 それはまるで「享楽的エリート層」のようになってしまうから
 なのかもしれません。
 あくまで「時間短縮」をしたいのは、自分のビジョンをかなえるためや
 人生を楽しむための時間を捻出するために
 それ以外の副次的な時間の浪費を低減することが目的ですよね?
 わかってはいるのですが、生活に追われると(笑)
 ちょっと反省です。
 
 ただ、できるだけ今はじぶんのやりたいこと。
 将来につながることに時間を使おうとしています。
 例えばこの【エンビジ】ですね。自分の将来につながる!と
 思っているからこそ、時間をかけて発行しているのですから♪
#純粋に楽しいのも大きいですけど(笑)理論ではなく。
 
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