天才になる瞬間―自分の中の未知能力をスパークさせる方法 [by 斎藤 孝 (著)]
|  | 天才になる瞬間―自分の中の未知能力をスパークさせる方法 斎藤 孝 青春出版社  2005-06 posted at 2005/07/24 | 
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『なれるの?』
   なれるならば、なりたいと思うのはまるるちゃんだけ?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『突き抜ける』 『焦燥感』
『ブレイクスルー:エネルギー』 『自ら退路を断つ』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『天才へ突き抜けるには?』
                              
   立ちはだかる壁を越えるにはどうするんだろう?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『編集する能力を磨く』
 ▼『ガキの感性-遊び』
 ▼『自分のスタイルを持つ』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『編集する能力を磨く』
  「創造力とは記憶である」
あの世界的な映画監督、黒澤監督の言葉だそうです。
  何かをやろうとしたときに、これまでに自らの脳に蓄積された
  ことを材料としてしか、行動・表現はできない!
  ということです。
  「アイデアとは、既存のものを新しい方法で組み合わせること」 
  とはよく言われますよね?
  ってことは、アウトプットするためには、その材料となるものを
  脳にもっていなければいけない。
  そのために、集中してインプットしなくてはいけない!
  ということなんです。
  まるるちゃんのように本を読むというのもそのひとつの手段。
 
  メルマガをたくさん購読したり
  良質なセミナーに参加したり、自ら作ることができた
  人間関係から情報を得たりと、インプットの場はたくさんあります。
ではただインプットだけでいいのか?というと違いますよね?
その次に必要な能力は「編集する能力」です。
  たくさんのインプットをそのまま垂れ流すだけでは
  自らの力はなんにも発揮されません。
  
  「わたし」が存在することで、どんな手が加わるのか?
  それが【編集】ですよね?
  この編集能力を高いレベルに保つこと=【技】とすることが
  できれば、常に継続して高いレベルのアウトプットがだせるわけです。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – – 
 ▼『ガキの感性-遊び』
  斎藤さんが本著で「北野武」監督を事例として取り上げています。
  もちろん皆さんご存知のとおり、北野監督は世界的評価のある
  監督であると同時に、芸人「ビートたけし」でもありますよね?
  その彼が「少年とはオレにとっての現実だ」という言葉を
  残しています。
  普通、「大人」というものになると、少年(少女)時代は
  過去の思い出、今は違う!ということになるのですが
  北野監督の場合にはそうではない! 
ここの点に注目してみましょう。
  子供の仕事ってなんでしょうか?
  
  『勉強』?
  確かに多くの大人の仕事と同じで嫌々やるから
  「勉強」かもしれませんが(笑)
  子供の仕事は「遊び」だと思うんです。
  まるるちゃんが小学校の低学年のころ、
  近くにはまだ森が残っていて、木に登ったり、カブトムシを取ったり
  近くの竹林からタケノコを勝手に抜いて地主さんに怒られたり(笑)
といろんなことをしました。
  このときって、「用意されたモノ」で遊ぶわけじゃないですよね?
  自分たちが考えて、工夫していろんなことを楽しんでいくんです。
  「木がのぼりにくい」⇒「はしごをつけよう」
     #本当は木を傷つけてはいかんのです!(^^;;)
これも工夫のひとつですよね?
  「遊び」って「のめりこんでしまう」ものですし
  「(誰かを)びっくりさせちゃおう!」と思ってするもの。
  その思いをもっているからこそ、壁を突き抜けるような結果を
  出すことができるんでしょうね。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – – 
 ▼『自分のスタイルを持つ』
  「天才」と呼ばれている人は必ずその人の【スタイル】
  というものを持っています。
  だれかの「モノマネ」のままではその相手を超える結果を
  出すことができないからですね。
  本著で斎藤さんは、有名な画家「ゴッホ」のことを
  「彼にしかかけない絵になる、(だれか)他人の絵を模写したとしても」
  という趣旨のことをおっしゃっています。
  その人なりのスタイルを持っている人は、それがいつでもでてくる!
  ということですよね?
  まるるちゃんも、硬い文章を書くのはいまでも苦手です。
  どうしてもやわらかく、わかりやすいものじゃないと
  自分自身がいやだ!と思ってしまうからです。
  だから、国家公務員の作文を書こうとすると
  体が不調になりそうでしょうね(笑)
ではこの自分のスタイルはどうやって確立するんでしょうか?
そのひとつの手段が「エネルギーを集中すること」。
  実は人間の元々の能力にはそれほどの差は実はないのではないか?
  と思うんです。
  でも人間には「意思の自由」がありますから
  そのエネルギーを何に使うかも各個人の自由なんです。
ということは・・・。
  エネルギーを集中した人ほど、ある特定の分野で
  ぬきんでた存在になるし、
  エネルギーを分散した人はまんべんなく平均的にできる人にしか
  なれない。
ということです。【総量】がほとんど一緒ですなのですから。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『創造力とは記憶である』
                              
   
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 本著は、「創造力とは記憶である」という言葉に
 かなり集約されるところがあると思いました。
まるるちゃんはですよ!
 そして、ただの一発屋で終わらないためには
 それを技にしなければならないということを!
 食べ物がなくて困っている人に
   ・魚をあげる人
   ・魚の採り方を教えてあげる人
 はどちらがいいか?といえば後者のほうがいいですよね?
 #緊急性がある病人とかはおいておくとして。
 いつまでも保護されたままでは、巣立ってはいかないのです。
 だから自然界の動物たちは強制的に親離れさせるじゃないですか?
 
 人間も同じ。
 やり方を確立した人というのは、安定して結果を出し続けます。
 そしてそのやり方を革新し続ける人こそが
 「天才」と呼ばれる領域に達するのではないでしょうか?
 まるるちゃんは、基本的に「努力の人」だと自己分析しています。
 天才肌で、直感で何かをひらめくほうではなく
 裏でいろいろがんばって、表につなげるという方法だったので。
 この方法で革新し続けていけば、方向性が間違ってなければ 
 いつか壁をやぶれるかもしれない!ということが
 わかっただけでも、とても大きな収穫でした♪
 
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