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上司力トレーニング 日本一、「若手社員のホンネ」に精通した上司が教える [by 前川 タカオ(著)]

2006-08-22
上司力トレーニング 日本一、「若手社員のホンネ」に精通した上司が教える 上司力トレーニング 日本一、「若手社員のホンネ」に精通した上司が教える
前川 タカオ

ダイヤモンド社 2006-07-27
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posted at 2006/08/22

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『部下を持つなら・・・』

   まるるちゃんは正式には一人会社ですが(笑)
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『言葉で決まる』   『どうすれば通じる』

 『諭す力』   『赦す力』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『グループの力を上げるためには?』
                              
   一緒に仕事をしますからね
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『なぜ行き違うのか?』
 ▼『信頼関係が合ってこそ:自分の言葉で』
 ▼『理解のプロセスを確認する』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『なぜ行き違うのか?』
  本著では、上司の年齢層として40代前後、部下としては
  入社数年の若手をメインターゲットとしていると思うのですが
  その差にどんなものがあるかを考えてみましょう。

  上司は・・・・管理職と言われながらも
  管理する業務だけではなく、自らも結果を出すことが
  求められている「プレイングマネージャー型」であることが
  多く、史上まれに見る忙しさを誇っています。

  その上、バブル崩壊後の余波で、新規採用が絞られた結果
  若手が次々と入社してくる環境ではなくなったために
  「教える経験を積めない」という事態になっています・・・

  
  では逆に若手は?というとキーワードは「自己実現」だと
  前川さんはおっしゃいます。

  そう、仕事を生活のためにするという感覚よりも
  「自分を成長させるためにやりたい!」という思いを
  持っている若手が結構多いのです。

  まるるちゃんもこの気持ちは多分にもっているので
  よくよくわかります。

  
  すると、若手としては「早く結果を出したい!」という
  焦りや不安を抱えて仕事に取り組んでいるわけです。

  ところが忙しい上司はなかなかそれに対して答えてあげられない。
  場合によっては、ほぼほったらかしの状態で
  時々、仕事を与えるなんて場合もあるわけです。

  すると・・・待遇が良くても、自分のやっていることに
  納得感がもてない若手は・・・最悪の場合
  「転職」「配置換え」などを求めていってしまうのですね。

  まるるちゃんはサラリーマンのころ、管理職ではありませんでしたが
  自分よりも若手の後輩の面倒を見ていました。

  ところが、、、自分も忙しくてきっちり面倒をみれたか?
  というと、はなはだ自信がありません(^^;;)
  
  すると、、どうしても「自分を成長させたい」と思っているのに
  なかなか相手にしてもらえないという思いを抱かせてしまったかなと
  とっても反省しています。。

  エンビジを書いたりネット活動をしていなければ、その分の時間を
  使えたかもしれませんけどね(笑)

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『信頼関係が合ってこそ:自分の言葉で』
  「上が言っているんだからやれ!」

  こんな言葉を聞いたことはありますか?

  「はいあります!」とまるるちゃんは答えます(笑)

  すると・・・・とってもやる気がなくなるんですよね(^^;;)
  直接言われた上司には何を言っても通じない・・という脱力感で。

  社会に出てビジネスをする以上、すべての外部環境が
  自分の思う通りになることは絶対にありません。
  
  長い経験を積んでいる上司は当然わかっているでしょうし
  若手もうすうすはわかっています。

  けれども、それを「他人の言葉を伝える」のみでしかないのであれば
  上司がなぜ必要なのか?という思いを抱いても当然ですよね。

  そんなときにどうするのが、デキる上司か?というと
  まず、情報をオープンにすること。

  自分と同じ思いを共有しようと思えば
  そこに情報量の格差があっては、共有できないのです。

  他の部下の個人考課などをオープンにすることはもちろんできませんが
  上層部の意図など、公開できるモノはちゃんと共有することが
  まず第一歩です。

  そして、そこから「今できることと出来ないことはなんだろう?」と
  考えるようにするのです。

  すると、当然ですが「できること」が何かあるはずですから
  部下の関心を一緒にそちらに向けることができますよね?

  この流れは「自分の言葉」で上司が語ることによって
  始めてうまれることです!

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『理解のプロセスを確認する』
  最近の若手の中には「わかりません」と言えない若手がいると
  前川さんはおっしゃいます。

  「わかりません」といわずに「とにかくがんばります!」
  と言っちゃうんですね。

  これは・・・絶対にほったらかしてはいけません。
  確実に同じ失敗を繰り返しますから。

  では、一から十まで手取り足取り教えないといけないのか?
  というと、そういうわけではありません。

  本当に最初をのぞけば(その場合には教えるときもありますから)
  やらなくてはいけないのは
   
    「理解のプロセスを確認すること」

  ある段階まで教えたら、「ここまでは理解できてる?」 
  というのを確認するのです。

  その際には「わかった?」とかではなく
  より具体的に聞きましょう。
  「わかった」だけでは生返事ができますからね(^^;;)

  あんまり頻繁だとうざったいと思いますし、
  時間が空きすぎると、わからないまま堂々巡りをくりかえして
  モチベーションも低下してしまいます。

  確認するタイミングを把握するのも上司の仕事なのです。

 
  そして、そのときに必ず言ってあげるべきだと
  まるるちゃんが思うことは「完成度100%でなくてもいい!」
  ということです。

  仕事において、100点満点の仕事を1つするよりも
  80点の仕事を2個したほうがトータルの成果はあがります。
  (安全など命に関わることは別ですよ)

  でも、これに気がついていない若手って結構いるんですよね。
  少ない経験から、その成果をめいっぱいに高めようと
  頑張って自分だけで苦しんでしまうんです。

  ってまるるちゃんもそうでした(笑)

  ある程度の苦しみはその後に絶対に財産になりますから
  やらせるべきですが、そのままほったらかしにしないでくださいね~。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『自分の生き様を高めること』
                              
   そこからしか言葉は生まれてこないから
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 サラリーマン時代のまるるちゃんを深く反省しながら
 読んでいました(^^;;)

 あのとき、今回のような心がけは頭に持っていましたが
 「プレイングマネージャー」+ネット活動もあって
 絶対的な「時間」という意味で実践できなかった部分が多々ありました。

  
 そして今、おかげさまでまるるちゃんのことをサポートして
 くださっている方がたくさんいます。

 彼らと一緒に仕事を進めていく上で、まるるちゃんが
 若輩者であるという点が、本著とは違う点ですが
 まるるちゃんが中心にいる以上、自分の言葉で語っていかなくては
 いけません。

 幸いなことに「上から押しつけられる」ことはありませんが
 逆に言えば、自分が言った言葉がそのまま実践される立場でも
 ありますから、よりトレーニングを積んで行かなくてはいけません。

 と日々心に思って活動しています~。

 本著ではエンビジでご紹介した以外にも
 いろんな「○○力」を実例に紹介されていてとっても参考になりました。

 基本的には誰もが漠然とわかっていることかもしれません。
 でもそれが文字になり、文章となっていることによって
 再度まるるちゃんの頭の中で整理できた気がしました♪

 さすが、日本一若手と触れている前川さんですね♪

上司力トレーニング 日本一、「若手社員のホンネ」に精通した上司が教える
上司力トレーニング 日本一、「若手社員のホンネ」に精通した上司が教える

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