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「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか [by 畑村 洋太郎 (著)]
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『何を学ぶ?』
ただ失敗しただけで終わりたくないですから
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『ハインリッヒ』 『一度は通らねば』
『動態保存』 『周期性』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『失敗を生かすには?』
先にもまだまだやっていきますよね?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『許される失敗−第3者の目』
▼『周期性−失敗確率の増大』
▼『動態保存のすすめ』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『許される失敗−第3者の目』
繰り返し同じ失敗をしてしまうことは
「許されない失敗」だと思いませんか?
何で同じ愚を犯すんだ!ってね。
でも、逆には「許される失敗」というものもあります。
その失敗によって被害を受けてしまう人にとっては
もちろん許容できない悲しみではありますが、
なぜそうなるか?というと・・・
今までに起きたことがないこと
については、防ぐことはとっても難しいからです。
だからこそ、一度目の「許される失敗」に対しては
個人の責任追及よりは徹底的に「原因究明」を
行わないといけません。
そう、失敗を授業料として今後に役立てるために。
このとき、大事なのは「第3者の目」を入れることです。
当事者というのは、失敗をしようとして
失敗しているわけではないはずです。
ということは。。。原因を追及していくときに
「ここは平気だよな」と見逃してしまう可能性って
どうしてもあるんです。
いわゆる「専門家の罠」ですね。
でも、利害関係のない第3者は「まずくなった道筋」を
見つけるのに、先入観が一切ありません。
仲間内での調査というのは、
「自分が当事者だったら、個々を指摘されるのは嫌だな〜」
というのがお互いにわかってしまいますから
どうしても、原因の追及が甘くなりがちです。
でも、そんなことでは
「許される失敗」でも被害を受けた人が浮かばれませんからね。
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▼『周期性−失敗確率の増大』
知ってました?
多くの重大事故は、「周期的に」起こっているんだそうです。
たとえば、橋の崩落は世界で30年ごとに。
原子力の臨界事故は20年ごとにと。
神様のいたずらでしょうか??
というと、そんなことはなくて、ある理由が存在しています。
まず背景にあるのは、あるプロジェクトが成功すると
「次はもっと(規模の)大きなモノをやろう!」という風に
なります。
これは、「上昇志向」「自分を成長させたい」という気持ちの
あらわれでもあっていいことでもあるのですが・・・
往々にして「傲慢」な気持ちが頭をもたげてきます。
すると、「失敗を学ぶ謙虚さ」がなくなってしまうんです。
ということは・・・
「これまでの成功方法を踏襲する」という思考法しか
働かなくなります。
え?これまでうまくいっていたんだからいいでしょ?
と思うかもしれませんが・・・・。
成功方法を踏襲するだけで、実は失敗の可能性に目をつむっているだけ
なのです。
事故直後はだれでも、「ここは危険ではないか?」という
注意力が働きます。
そのおかげで危険の芽を摘むことができていたのに
時間の経過とともに、危険の芽を積むことができなくなり
失敗確率が増大していくのです。
そして、その増大さがしきい値を超えた時点で
事故となる。
この増大さが、時間の経過とともに増えていくことが
「周期性」として現れているのです。
「初心忘れるべからず」というのは
この危険性を指摘したモノでもあるのでしょうね。
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▼『動態保存のすすめ』
日本ではとくに「嫌なことはさっさと忘れよう」
という風潮があると思います。
過去を振り返らずに、前向きに向かっていく!
という意味では確かにいいことでもあるのですが
過去を検証せずに、未来に向かっていくことは・・・
「失敗の準備」が始まっていることでもあるといえます。
特に重大事故を起こしてしまった場合には
「2度と繰り返しません!」というお題目だけではなくて
本当に「繰り返さない」ためになる対策をとりましょう。
それに最適なのが「動態保存」であると筆者の畑村さんは
おっしゃいます。
「動態保存」とは、できれば事故の現場
でなくても、事故当時の現物を残して展示することです。
たとえば、まだ記憶にも新しい日航機の御巣鷹山への墜落事故。
500名以上の尊い人命が失われた事故ですが
JALは墜落したジャンボ機の残された機体を全面保存することを
発表しました。
まるるちゃんの世代ではあまりなじみがないかもしれませんが
1962年に常磐線で起きたJR(当時の国鉄)での
衝突事故。死者100名以上の大惨事でしたが
この事故をアニメーションで再現する施設がJR東日本の
「事故の歴史展示館」です。
なぜ動的保存が望ましいか?というと
文章になった事故調査報告書や、パネル展示は
見た人にとって「イメージ」が湧きにくいんです。
イメージがわかないということは、、頭に残らない
=事故の記憶が風化していくということじゃないですか。
でも、目の前で事故の現物がある
動く映像で、具体的に視覚からイメージがうかぶということは
とっても強い衝撃的なことですよね?
このリアリティをもって、未来への教訓にしていく
ということなんですね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『周期性の罠に陥らない』
しきい値までほったらかしにする危険
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
同じことを繰り返し正確にやるということは
とっても優秀な能力を要求されます。
なぜか?というと、同じことというのは
どうしても「慣れ」ということがでてきてしまって
【失敗の芽】がどんどん育ってきますから
それをつぶすことができるかどうか?というのは
とても力量のいることなんですね。
ちなみに、まるるちゃんは、向いてません(^^;;)
どうも、常に新しい何かを考えるのが大好きで
いろんなことに興味が向いてしまうからなんですね。
こんなこと書くと、著者の畑村さんに怒られそう(爆)
でも、今回の「周期性の罠」ということを
知っているか知らないかでは、その取り組みには大きな差が
でてくるのではないかと思うのです。
まるるちゃんも、いろんなことをやっていますから
いろんな失敗をしています。
とても勉強になってますね。
ネットの世界では、結果が出るまでの期間が
他の世界と比べるととっても早いと思いますから
そのフィードバックの早さに対応できるかどうかが
勝負ですからね。
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