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理系の経営学[by 宮田 秀明]

2004-06-14
理系の経営学
理系の経営学

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宮田 秀明
日経BP社 (2003/04)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
 『理系-経営の関係は?』

 自分が理系なのでひじょ~に興味あり
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード
 『「理系」思考』
 『定量的』
 『論理』
 『設計』

★━本をフォトリーディングしてみての、本の著者への疑問━━★
 『経営を理系で捕らえると?』

  経営者って理系じゃなく文系出身の人が多いと思ってます。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
 ▼『科学的論理の積み重ね』
  前提条件をあいまいなままにして実験・計算を進めない。
  これは理系の常識です。
  だって、モデルの前提が狂っていると結果はまったく信頼できないので。
  
  ところが、著者が例にあげていた「官僚のつくるモデル」は
  数値の前提があいまいなところ多すぎ!
  (例えば、年金計算のもとになる出生率とか)
  だからこそ、まず前提条件を疑う癖をつけよう。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『プロジェクトの設計-経営』
  プロセスをちゃんと押さえる。特に「モデリング」と
  「シミュレーション」をちゃんとやることで、時間短縮ができる。
  それをフィードバックすることで「ポジティブスパイラル」を
  作り上げることができれば、経営がうまく回っていく。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『定量的-論理的』
  すべてできるだけ「量」で測るのが理系的発想です。だから
  感性がないんですけどね、私。

  あらゆる価値を定量的に評価できるか?と考えると
  技術は比較的やりやすいけど、経営は難しい。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
 『ポジティブスパイラルを作る』

  フィードバックがうまくかかれば、できるはず。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

 今日は、カタカナ英語が多かったかもしれません。
 「シミュレーション」という言葉をつかったら、文系の子に
 「それ何?知らない」といわれたことがありますが・・・・。
 このメルマガでも「それ何?」があれば、「わからない!!」という
 突っ込み、大歓迎です。教えてくださいね。

 質問のところに書きましたが、実は理系の経営者って昔は
 多かったみたいです。ところが最近はそれが減ってきていて
  技術のわからない経営者 =内容がわからんので
               責任(リスク)が負えない
  技術しかわからない経営者=組織の運営がわからない
 と片方のみの経営者も目立つようになってきてます。
 やはり、どっちもわかっている人は強いですね。

●理系の経営学  宮田 秀明 (著)
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