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「儲かる仕組み」をつくりなさい—-落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために [by 小山 昇 (著)]

2005-09-10
4309243525 「儲かる仕組み」をつくりなさい—-落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために
小山 昇

河出書房新社 2005-08-09
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posted at 2005/09/12

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『仕組みづくりは大事』

   いつもそう思って行動しています。なるべく(笑)
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『ぬくもりとIT』   『失敗体験』

 『情報の共有-時間と場所』   『標準化』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『どうやって組織を作るのか?』
                              
   仕組みづくりの根幹ですから。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『情報の共有-アナログが大前提』
 ▼『強制と失敗体験』
 ▼『人で解決しない』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『情報の共有-アナログが大前提』
  ITを活用しよう!
  
  もうここ6・7年は言われていることです。

  実際、スケジュールをITで共有かできていれば
  いちいち確認しなくても、どこにいるかわかりますから
  急なお客様への対応でもばっちりですね。

  でも・・・。書かない人がいるとそれだけで機能しなくなります。

  そこで小山社長がとったやり方とは・・・
    【うそでもいいから絶対何か書け!書かないと罰金】
  というやり方です。

  「うそでもいい」と宣言したので、メンバーは必ず何か書きますよね。

  
  でも・・・そのうち、「うそ」を書くのが面倒になってくるんです。
  だって、ITの方に嘘の情報を書いて、つじつま合わせをして
  自分の手帳で本当のスケジュールを管理する。
  そんな2度手間誰もやりたくないじゃないですか!

  で、最終的にみんなちゃんとしたスケジュールを
  書くようになったんだそうです。

  このやり方とても面白くありません?
  まず【行動】させる、意味づけはそれから!ということ、
  と、まるるちゃんは理解しました。

  そう、あくまで情報の共有はなんのためか?というと
  アナログコミュニケーションを円滑にするためです。

  たとえば先ほどのスケジュールだってそう。
  いちいち確認する時間を省略して、密なコミュニケーションを
  取れるのはどこか?がすぐにわかるようにする。

  議事録・議題の共有もそうですね。
  事前に読んでおくことで、実際の会議の時間を有意義に使う。

  
  何が目的で何が手段か?を間違ってしまうと
  何でもかんでもIT化する。つまり過大投資してしまうことに
  なってしまいますから、最初に明確にしておかなくてはいけません。

  まるるちゃんも、作業をしていて
   「これは提携作業だから、プログラム化したほうがいいな」
  と思うものだけ、作って自動化するようにしています(笑)
 

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『強制と失敗体験』
  小山社長の会社【武蔵野】では罰金制度があります。

  これは「決められたことを守らなかった」場合に支払わなくては
  いけないもの。

  おかげで、実際に行動規範が守られる率は高いんだそうです。

  実はこんな統計があるんだそうです。
  自発的に社員に学ばせている会社と、強制的に学習の時間を
  持たせている会社では、後者のほうが業績がいい!
  
  学習が先につながることがわかっている&会社が応援している実感
  をもてるからの結果なんだろうな~。とまるるちゃんは感じました。

  まさに【仕組みづくり】です♪

  そして強制は罰金だけではなく、「賞与」と連動させているのが小山さん。

  やればちゃんと賞与UPに連動する【仕組み】を作っているんです。
  
  こうやって『メリット』『デメリット』がはっきりしていると
  やるほうの真剣さ度合いがぜんぜん違ってきますよね。

  でも業績連動とは違いますよ。
  小山社長が連動させているのは、
      「簡単だけど、みながやりたがらないこと」
  を賞与というメリットと連動させているんです。
  

  どんな例があるだろう?
    掃除 / 机の整理 / 近隣清掃
  なんでもありますね(笑)
   
  まるるちゃんも、机の整頓がまだまだなので「自己罰金制度」
  導入したほうがいいのかなあ?
  あ、でもメリットと連動できない(爆)

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『人で解決しない』
  仕組みを作るのは大変ですよね?
  
  だから、どうしても「人間」が個人として解決してしまうことが 
  多数あります。
  それが積み重なっていくと、その人がいない限り何にも
  できなくなってしまうんです。

  これって実は大きなリスク。
  その人が突然病気になったり、事故にあったりするかもしれません。
  もしくは、急に退職してしまったら・・・

  会社の存続に大きな影響がでますよね?

  ですからこそ、「仕組みづくり」ですよね?

  でも、人間なかなか簡単な「個人対応」を変えられるものではありません。

  そこで、また出てくるのが「強制」。
  
  そう、小山社長は、管理職に強制的に長期休暇をとらせるようにしたんです。
  すると、休んでいる間の業務はだれか周りの人間が代行しなくては
  いけません。

  ということは、やり方を「定型作業」として残しておかないと
  いけなくなりますよね?
  周りの人でもわかるように。

  そして、これは「不正」を防ぐ仕組みにもなります。
  個人一人しかわからない場合には、ず~っと問題が隠れたままに
  なってしまいますが、周りの人が必ず定期的に目にするということは
  その時点で絶対明るみに出ますからね。

  そして、まるるちゃんが思う『仕組みづくり』の利点は
  ケアレスミスが減ること。
  人間どうしても、間違えを犯してしまうものです。

  #まるるちゃんの場合、脳みその容量が少ないかも知れませが(泣)

  でも仕組みの中に「チェック機能」を入れておけば
  入力が間違っていれば、アウトプットされない仕組みができますよね?
  Webページの「必須入力」ってまさにこれです。

  
  ですから、間違えをなくす意味でも決まっている作業については
  自動化できるような定型作業としておきたいと思うのです~。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『強制的に組織で解決する』
                              
   やらざるを得ないように仕組みを作ってみる
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 日本経営品質賞を受賞され、10年間にわたって
 増収増益の快進撃を遂げられている
 日本最強の「中小企業」株式会社武蔵野の小山社長の最新刊です。

 【エンビジ】を一人でやっているまるるちゃんでも
 「仕組みの大切さ」は痛感していますが(^^;;)
 人間が集まる会社であればまさにそうですよね。

 とくに、中小企業は人材の絶対数が足りません。
 余剰人員を抱えておく余裕などないのですから、人材力+仕組み力を
 持つようにしないと大きく羽ばたいていけないですよね?

 
 武蔵野では、なんと総務担当の人間はお一人なんだそうです。
 昔は4人で担当していた業務を、仕組みを次々と作っていくことで
 1人でできるようにまでしたといいます。

 そして、任期は1年。これも人事を動かし続けることで
 ダイナミズム=組織の活性化をはかると同時に
 「本当に個人の力ではなく、仕組みで動かしているか?」を
 検証し続けているのではないでしょうか?

 そんな風に感じました。

 翻って【エンビジ】、完全にまるるちゃん一人のものです(笑)
 でもできるだけ、仕組みづくりを導入しています。
 
 そう、あなたの気がつかないところで(爆)
 おかげで毎日発行できているのですから~♪

「儲かる仕組み」をつくりなさい—-落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために
「儲かる仕組み」をつくりなさい----落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために

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